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ステーキサンドの〆にオレオクッキーチーズケーキ
おいしいステーキサンドの〆はニューヨークスタイルのチーズケーキにしたくてオールシーズンズコーヒーにくる。
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ステーキを食べた後にはアイスクリームかボソボソ系のアメリカンスイーツがよく似合う。
ニューヨークスタイルのチーズケーキは、一瞬口を乾かすもしばらくするとクリーミーになっていく過程がたのしくおいしいステーキの余韻にひたるにピッタリ。
いつもはマキアートをあわせて食べる。
でもタナカくんはアイスラテと一緒に食べるのが好きだった。四谷三丁目のお店の急な階段を登り切ったご褒美みたいに食べていたのを思い出し、今日はアイスラテを一緒にたのむ。
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このチーズケーキは惚れ惚れするほどボソボソです(笑)。
ボソボソの生地に埋もれたオレオクッキーもボソボソだからボソボソ感に拍車がかかる。
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ずっしり重く、フォークをあてるとザクっとオレオが砕けてお皿にちらかる。口に含むと最初にボソッとオレオクッキーが舌をさわってボソッと壊れる。
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チーズケーキの生地がそこに混じるもしばらくずっとボソボソ。
ここに至るまでなんと12個の「ボソ」を使った。それほどボソボソ(笑)。
ところが口の中の水分を吸収しながらゆっくり時間をかけてなめらかになる。その過程がたのしいオキニイリ。
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そもそも生地も、埋めこまれたオレオクッキーもしっとりしてはいるのです。だから溶けはじまるとそのなめらかなることクリームのごと。
うっとりします。
トロトロだなぁ…、と思っていると砕けたオレオが歯にあたり口の中がにぎやかになる。
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チーズケーキの酸味と旨み。オレオクッキーの苦味が甘味をひきしめて、次のひと口を誘うおいしさ。
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こんがり焦げて仕上がった縁の部分が香ばしいのネ…、オレオの混じり方もまばらでだから食べるところで味の印象が違って感じる。
オモシロイ。
ところでこれをオレオじゃなくてノアールで作ったらどんな味になるんだろう…、タナカくんはオレオよりノアール派だったなぁってなつかしむ。