炭火焼肉。煙までもがおいしいね!
ご近所さんにお誘いいただき夜に焼肉。
お盆と年末は一緒に焼肉を食べるというのが習わしみたいになっていて、しかも大抵近所の「山星」。
和牛を炭で焼いて食べるというのが売りの店。
ビルの地下にあるのだけれど空気がキレイで、しかもお店の人が若々しくてサービスもよい。
料理が遅れたり気配りできないほどに大きいわけでなく、隣の人が気になるほどに小さくもない。すべてにほどよく過ぎない感じが好きな店。
座り心地のよいカウンター。前の壁にダクトが埋め込まれていて煙が気にならないところがありがたい。
まずはタン塩。
にんにくバター煮っていうのが好きで、にんにく、油、バターの入った小さな鍋をかたわらにおき肉を焼きます。
お供にサラダ。サンチュ、レタス、ネギにきゅうりといわゆる「叙々苑的」なサラダ。サラダと言うよりおひたしっていった方がいいんじゃないかと思えるほどにさっぱりしていて肉にあう。
ふたりとももう肉の脂をありがたがる年頃じゃなく、赤いお肉がおいしく感じる。
ロースとハラミ。
どちらも「上」もあるのだけれど並で十分。
…、というか上だと脂を食べることになるから並じゃないとダメという安上がり体質になれたことを互いに褒め合う(笑)。
じっくり焼いて辛子味噌をのっけて食べる。
にんにくとコチュジャン、赤唐辛子の粉をあわせて炊き上げた味噌。
肉のうま味や甘みをグイッと引き立てる。
バターで煮込んだにんにくも出来上がって一緒に食べる。ホクホクとした食べ心地。不思議なほどににんにく臭さはないんだけれど、それはすでに鼻が焼肉向けになっちゃったから。
明日はかなり臭うはず。それもよし。
内臓ものを2種類もらう。塩の上ミノ、タレのホルモン。
ミノというメニューはなくって上ミノだけっていうのがいつも不思議でネ…、コリコリしていてまるで貝紐を食べてるような食感、そして味わいがいい。
ホルモンの食べ頃を見極めることが最近上手になってきて、今日もプリプリクニュクニュ感を思う存分味わえた。
それにしても肉が焼けるときの煙ってなんでこんなにおいしそうなんだろう…、おしゃべりしながら煙見つめて喉ならす。
〆は石鍋うどん。
分厚い石鍋でグツグツしながらやってくる。
スープは旨辛。ユッケジャンスープのような味わいで、煮込まれたうどんはなめらか。
スープもしっかりお腹におさめ、気持ちもあったか。おゴチソウ。