仙台一番町でどんと祭りに遭遇す…。
打ち合わせを終えておやつどき。いつものように昼ご飯をと仙台市内のアーケード商店街をテクリと歩く。
さすがに東京に比べると寒いけれども、東北の冬と思って来ると拍子抜けするくらいにあったか。
そしたら向こうから裸の一群。鐘をカランコロンと鳴らしながらユッタリとした足取りで近づいてくる。聞けば今日はどんと祭り。薪や御札を焚き上げて一年の無病息災を祈る祭りに参拝する人たちでした。
白鉢巻に白いさらし。白足袋、わらじで口には白い紙を噛む。神様に不浄な息をかけぬようにというしきたりらしい。肌は真っ赤にそまって皆の表情キリッと、なんとも神妙。みているこちらも背筋が伸びた。