スタバのヴィーナ。KFCの生誕祭パック
朝の散歩の途中にスタバ。通りに面したテラス席が気持ちよく感じる季節が近づきました。
今夏の朝は蒸し暑かった。
コンクリートが蓄えた熱が一晩かかって空気をじんわりあっためる。
朝より日暮れの方が涼しく感じるところが都会の宿命なのかなぁ…、なんて思っていたけど、今朝はひんやり。
朝の空気は涼しく軽く、散歩するのも楽に感じる。
街路樹も徐々に色づきはじめています。
朝ごはんをとることにする。
ショーケースの中をじっくり見渡して、あれにしようかこれにしようかと考えていた。なかなか決まらず顔を上げたらお店の人と目が合って「ごめんなさい」って決まらぬことを謝ったら「ご存分に」とニッコリ答える。
待ってる人は他になく、こころおきなく悩んだ末に「ヴィーナソーセージ石窯フォローネ」を選ぶ。
お供はアイスドリップのトールサイズ。朝のお腹のほどよきボリューム。テラスで食べる。
ずっとフィローネはハムとチーズを食べていた。
同じパンを使っているのに、今までのフィローネに比べてズッシリ重く、大きく感じる。
パンの切れ目から転がし出したソーセージの大きなことに気持ちが上がる。
ヴィーナってドイツ語で「ウィーンの」って意味。
英語だとvienna ね。
平たく言えばウィンナソーセージってことになるのだろうけど、噛むとパキッと歯切れてムチュンと口をなでまわす。
断面を見ると肉は粗挽き。ソテした玉ねぎやカレーの香り、そしてホクホクしたナニモノかが混じって口にやってくる。
パンを開いて見てみると、カレー風味のジャガイモが入ってパンにはフレンチマスタードが塗られてる。
なるほどカレー味はジャガイモ由来。
フレンチマスタードの酸味が味をキリッとひきしめなかなか旨い。
ソーセージがジューシーなんですよね。上等な味や食感がするのがステキ。
ジャガイモのしっとり感と玉ねぎのシャキシャキ感、ザクザク壊れるパンの食感がソーセージのむっちり感をひきたて口をにぎやかにする。
マスタード以外にソースを使わず素材同士の味が混じり合うのをたのしむことができるところがボクは好き。
特にカレー味のジャガイモがいい仕事をするんですネ…、カレーの中のクミンシードが中近東の料理のような香りをさせたりするのがたのしい。
ただ玉ねぎがびっくりするほど甘くて、これって本当に玉ねぎ由来の甘さなんだろうか…、ってちょっと勘ぐる。どうなんだろう。
とは言え噛みごたえ抜群なパンは本当においしくて顎から満腹を感じるゴチソウ。オキニイリ。
新宿に出たついでにケンタッキーフライドチキンによった。
カーネルサンダースの誕生日にちなんで9月9日に発売された「生誕祭パック」を食べようと思って来た訳。
1890年9月9日が誕生日ですからもう150年も前のこと。
200年後にもケンタッキーフライドチキンはあるんだろうか…、って思ったりする。
ちなみに生誕祭パックはオリジナルチキンが3ピースにクリスピーチキンが2ピースで990円。
520円お得というのが謳い文句で今月24日までの販売。
終売直前にすべりこむ。
販売直後に食べようと思ってたんだけど17日に定期検査を控えててそれでしばらく我慢していた。
注文するとあっという間にできあがり、白いバスケットの中の茶色の物体をみるにつけ検査の前には無理だよなぁ…、と思って食べる。
オリジナルチキンのパーツはサイにドラムにウィングでした。
ケンタッキーのパーツを好きな順に並べると「キール・リブ・サイ・ドラム・ウィング」の順で、好きな2つが入ってないことにちょっとがっかり。
ケンタッキーって運が試せるチェーン店(笑)。
苦手な順に片付ける。
ウィングはじゅわっと脂が口にひろがっていく。
ドラムも脂が強くて唇がテカテカしてくる。
身質はやわらか、軟骨も骨から剥がしてバリバリ食べる。サイも脂の強いところで、でもオリジナルチキンを食べ続けると脂よりも塩を感じて喉が乾いてきちゃうんですネ。ケンタッキーってこんなに塩辛かったっけって思いながら、骨までしゃぶる。
クリスピーチキンは衣がバリバリ。長細いチキンナゲットって感じで別にケンタッキーまできて食べなきゃいけないものじゃないなって思ったりする。
指をしゃぶって〆にした。