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フィリーチーズにパッションフルーツのブランマンジェ
フィリーチーズのおいしい店が幡ヶ谷にあるというのできてみる。
「トヨダチーズステーキ」って名前のお店。
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フィラデルフィアスタイルのチーズステーキサンドイッチ…
それを略してフィリーチーズ。
あるいはチーズステーキサンドイッチっていう。その専門店。
トッピングが多彩に揃って全部で12種類。
ガーリックチーズステーキを選んでたのむ。フレンチフライのスモールサイズにドクターペッパー。気分はすっかりアメリカです。
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甲州街道に面した建物の一階で、店構えもお店の中もしみじみアメリカ。目につく大きな文字が全部英語でフードトラックの前で食事をしている感じがなんだかステキ。
ご主人ひとりでやっていて、そのご主人がいかにもアメリカ料理が好きそうなおいしい風貌。注文すると肉を焼き上げるおいしい匂いがまずやってきて間も無く呼ばれてとりにいく。飲み物はセルフサービス。さぁ、食べる。
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皿からはみ出すほどに大きい。ソフトバゲットからはみ出る薄切りステーキにとろけるチーズ。
焼けたバゲットがカサカサ前歯をくすぐりながらサクッと歯切れる。肉汁ジュワッとしみだしてぽってりとしたチーズが追いかけやってくる。
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ちょっと塩味が強いのかなぁ…、チーズの塩気がガツンときます。
ただその塩気ゆえ肉の旨みがひきしまりパンと混じってとろけつつほどよい味に落ち着いていく。
テイクアウトが人気のようで、アルミホイルで包んだチーズステーキを2本、3本まとめて買っていく人がいる。近所にあったら重宝するのにって思いながらバクバク食べる。
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フレンチフライもほどよくて、ドクターペッパーがこの上もなくおいしく感じるオゴチソウ。
食後に「パドラーズコーヒー」。
幡ヶ谷の駅から南に歩く。西原商店街っていうのんびりとした通りを5分ほども歩いた住宅街の中にポツンと控えめな看板がある。
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店の正面は小さな森のように作られお店の中はどこか山小屋っぽい設え。
にぎやかでした。
庭をながめるカウンターに一席もらってコーヒーを飲む。
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コロンビア。
ひと口飲んで「あっ、おいしい」って感じる味わい。
カラメルっぽいコクのある香りに甘み、苦味やわらか、酸味おだやかで飲みやすい。飲みやすいけど飲んでしばらく舌においしい余韻が残る。
温度はやわらか…、ちょっとぬるめでコーヒーの味や香りをひと口目から冷静に味わえるのもありがたい。
飲んでるうちに徐々に温度が下がってきてフルーティーな香りと酸味が姿をあらわす。とはいえそれもやわらかで、サードウェイブ系の酸っぱいコーヒーとはまるで違ったおいしさがある。ボクは好き。
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パッションフルーツのブランマンジェをお供にもらう。
ブランは白い、マンジェは食べる。白い食べ物。ブルブル震えるブランマンジェにパッションフルーツ。
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ミルクの風味にほどよき甘み、パッションフルーツの鮮やかな酸味が混じって舌を撫でてく。
やわらかなんだけどハリがある。肉感的なオゴチソウ。
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ブランマンジェを全部食べコーヒーゴクリ。すると口の中にないはずのパッションフルーツの香りや酸味が不思議なほどにくっきりと、口いっぱいに広がっていく。
ケミストリーというあれでしょう…、いい組み合わせ。
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コーヒーカップにカメラを向けると木々の葉っぱが映り込む。