イタリアの甘い朝…、ビニエカスタード
新宿三丁目で朝。ひさしぶりにセガフレードザネッティでパニーニを食べようか…、と思って来てみる。
お店に入ると目の前にコールドショーケース。ケーキ、デザート類が並んでる。
フランス菓子に比べて見た目は地味。でも大きくどっしり、エスプレッソにぴったりのケーキが特徴。今日は何があるんだろう…、とみるとなんと!
「ビニエカスタード」があるではないの。
イタリアのシュークリーム。
イタリアの朝ごはんといえば甘いものとカプチーノ。
スーパーに行くと朝食用のビスケットが売られてて、それをカプチーノに浸して食べる。
そもそも甘いビスケットにヌテラやジャムをのせて食べたりするほどで、今日はイタリア人になったつもりで、シュークリームにて朝にしようと思って食べる。
生地はざっくり。持つとずっしり。
蓋を外してクリームをつくって食べるのが正式の食べ方なんだ…、っていうのだけれどナイフとフォークがついてきたからナイフで切り分け食べてみる。
切るとクリームが溢れ出してお皿を濡らす。
アーモンドを混ぜて作った硬めのシューがザクッと歯切れてそこにクリームがぽってりまじる。
まじってとろけて口の中をなめらかにして消えていく。
生地の香りはこうばしくバニラの香りと乳のコク。生地の上にたっぷりほどこされた粉糖が、食べるたびにカウンターに散らかって雪が降ったようになるのが儚く、そして愛らしく。
最後は生地でぬぐってお皿もキレイになりました。