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元祖の味わい、元祖の実力

ロッテリアのエビバーガー。

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無性にときおり食べたくってしょうがなくなる料理のひとつで、それで今日もひさしぶり。
ちなみにもし「Shrimp Burger」あるいは「Shrimp Sandwich」とメニューに書かれていたらどういう料理を思い浮かべるかといえば、まず間違いなく茹でた小エビのマヨネーズあえがパンの間にはさまっているとっころを思い浮かべるに違いない。

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そのシュリンプを固めてパン粉をつけて揚げてしまう。しかもそのパン粉まみれの物体をバンズで挟んでしまうなんて発想はアメリカ人にはとんと無い。あくまで日本的ななんでもありな探究心が作り出した名作であるに違いない。

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そしてその元祖がロッテリアのこれであって、やっぱりおいしい。
すべてにほどよくなによりパン粉がザックリ壊れて散らかっていく。それにあわせて焦げたパン粉の香ばしさがまるでバンズ自体を炭で焼き上げ香ばしくしたんじゃないかと勘違いさせるほどに風味豊かで味わい深い。
エビがときおりプリッと弾力もってはじける。千切りキャベツのシャキシャキ感とみずみずしさがパン粉油で疲れた口をリセットさせて甘味控えめのすっきりとした酸味がおいしいソースも絶妙。

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混ぜれば混ぜるほどおいしくなっていくのが不思議なコーンポタージュお供に小腹が満たされる。

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