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地獄のご馳走、地獄のうどん

地獄のごとき熱さをたのしむ料理は多い。
昨日は地獄のそばの話をしたけど、ラーメンなんかに結構あります。
仕上げに熱々の油をスープに注いで蓋の役目をさせることで、熱さを閉じ込め持続させる工夫をしたりする店もある。
そういえば「あんかけ系」のそばやうどんも地獄クラスの熱さです。
ラーメンの場合は熱さの上に辛さや痺れでより一層の地獄を演出したりする。
激辛料理が好きな友人がいて、1日で激辛担々麺に激辛カレー、激辛スンドゥブと激辛料理を制覇していくという見事なまでの地獄めぐりをしたことがある。
食べてるときも地獄だったけど、本当の地獄は食べた後にやってくるのネ。
その日の夜から翌日にかけ、それはそれは苦しかった。

我慢することができる程度の地獄じゃないとたのしむことができない。
そこが「おいしい地獄」と「地獄の地獄」の違いであって、違いはどこにあるんだろう…、って話を今日はしていきましょう。話の素材は「うどん」です。


たのしむことのできる地獄の麺の条件

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