自由なよそおい、自由なバッグ
婦人服と紳士服
女性の服は自由でいいなぁ…、ってお店にいくたび思う。
色とりどりで形、スタイルも多様で多彩。
それに比べて男の服はどのメーカーも似たりよったり。
例えば新宿の伊勢丹に行くでしょう。
婦人服が売られている本館は大きい。
紳士服の売り場のメンズ館は小さい。
ちなみに新宿伊勢丹のメンズ館は日本でもっとも成功している男性用品の売り場。
2003年に今のメンズ館にリニューアルされるまで、百貨店において紳士服は婦人服のつけたしって言われてた。
紳士服は売れないという百貨店業界のジンクスを破った記念すべき売り場で、それを真似て阪急百貨店が阪急メンズを作って成功させたりもした。
そんな革新的で人気の売り場ですら歩いていると退屈してくる。
3階と6階に連絡通路があって本館とメンズ館はつながっている。
色鮮やか洋服が並ぶお花畑のような本館から、連絡通路をわたってメンズ館に入った途端に、広がる景色はモノクローム。
文字通り、色気がなくてびっくりします。
色とデザイン vs. 素材と機能
本館には着てみたい服がたくさんあるんですよね。
別に婦人服をそのまま着たいというわけじゃない。
女装癖があるわけじゃないですから(笑)。
でも男性用の服にはない自由なデザイン、自由な色彩がうらやましくって、「婦人服みたいな紳士服」がなんでないんだろう…、って思うんです。
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