チーズホットドッグは寸足らず…。
羽田の第一ターミナルの伊勢丹ストアにカフェがあります。
いつも閑散としていて、だから出発までの時間をのんびり優雅にたのしめる。
お店の立場になれば、いつも閑散としているというのはなやましいコトで普通ならばなくなる心配をしなくちゃいけない。
でも会社が会社だから、急になくなることもあるまい。何しろ働いている人に緊張感はまるでなく、その緊張が無いということが不思議な居心地の良さを作っているのも不思議。
アイスティーをたのんで、お茶のお供がなにかほしいなぁ…、とそれでホットドッグも一緒に食べることにした。
ホットドッグの種類は3種類。プレーン、チーズにチリドッグ。ちょっと悩んでチーズドッグを選んでたのむ。
カウンターで注文をして先払い。
テーブルについて待って出来上がったところをお店の人がもってきてくれる。紙のカップにお水だけを自分で注ぎテーブルにつき伊勢丹の売り場をぼんやり見て待った。
ところでメニューに書かれた商品名。
プレーンドッグやチーズドッグじゃなくて、プレーホットドッグ、チーズホットドッグってなっているのがちょっと独特。
かつ丼のことを、とんかつ丼って呼んでるみたいな感じだものね。
オモシロイ。
しばらく待ってやってきたチーズホットドッグ。パンは表面サクッと程よく硬くって、空気をたっぷり含んで仕上がるふっかりとした好みのパン。不自然に甘いわけでなく、自然な味わい。焼かれて小麦の香りもおいしい。
チーズもたっぷり、しかも上にパラッと刻んだパセリが彩り添えていてなかなか上出来なんだけど、残念なのがソーセージ。
パンに比べて短いんです。太さは十分。食べると肉汁しっかりしていてパキッと歯切れる上等なモノ。でも短い。勿体ないなぁ…、ドトールコーヒーのジャーマンドッグですらパンの長さとソーセージはほぼ同じ。ベルクに至ってはロールブレッドから突き出るほどの長さ、大きさ。ホットドッグはパンを食べる料理じゃなくてソーセージを食べる料理であってほしいよなぁ…、って思ったりした。勿体ない。