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顎で味わう武蔵野うどんな煮込みうどん
ひさしぶりついでに「うちたて家」に行ってみようとやってきてみる。
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武蔵野うどんのお店で以前来たのは4年前。
当時も人気があったけれど今では行列が日常化しているというので早めにお店に到着。お店の外からうどんを打って切ってる様子がよく見える。
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開店と同時に食券買ってカウンターの端に座った。
眼の前にはざるうどんを収める木枠が山積みで、その向こうには煮込みうどん用の火口がズラリ。
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うどん打ち場では二人がかりでうどん作りに忙しい。
選んだのは「赤味噌煮込みうどんの辛つくね入り」。10分少々かかりましたか…、蓋した土鍋がやってくる。
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お待たせしましたっていいながら蓋をとると蒸気がボワン。
カメラのレンズがしたたか曇る。
小さな沸騰がずっと続いて、汁に浮かんだ天かすがプクプク浮かんで沈むを繰り返す。
食べる前からもう熱い。
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麺を引っ張り出すと極太。味噌の香りがフワッと鼻をくすぐります。
まずはひと口、うどんを食べる。
太くてゴワゴワしているからズルンとすすることがかなわず、もぐもぐ食べる。
硬いです。コシがあるというよりも麺全体が硬くて頑丈。
しかも太いからうどんを食べているというよりも長い団子、あるいは長いすいとんを食べてるみたいな感じがするのネ。食べごたえがあってムチムチしていて芯の部分はねっちりしてる。
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そしてなにより汁がおいしい。
出汁がしっかりしているのでしょう…、旨味が強くそこに赤味噌の独特の風味や酸味、そして渋みがくわわって味わい華やか。極太の麺にもしっかり染み込む力強さにウットリします。
具材は玉子、油揚げ、白菜、かまぼこ、そしてネギ。
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辛つくねっていうのが独特で、青唐辛子の辛さかなぁ…、口に含むとヒリヒリしてくる。
つくね自体はホロホロほぐれてちらかって、良きアクセント。
うどんはそのまま食べても舌を焼くほどではないのだけれど、汁は熱くてゴクゴク飲めない。とんすいに移して冷まして味わいながらうどんモグモグ食べていく。
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顎を使って食べていくからお腹よりも先に頭が満たされる。
おゴチソウです、オキニイリ。