砕け系麻婆豆腐だからこその麻婆焼きそば
ひさしぶりの家の近所の「峨眉山」。
麻婆豆腐定食にしようか、五目あんかけ焼きそばにしようか悩みながらやってくる。
タナカくんと2人で来ていたときには両方たのんでわけあっていた。調子がいいときにはもう一品、野菜系の炒め物をとって腹いっぱいコースにしたりしてたけど今や一品一択です。
店の前にきたときには麻婆豆腐って気持ちがほとんどまとまっていて、ところがメニューをみたら麻婆焼きそばがあったんですネ。
即決です。
お店はにぎやか。やはり麻婆豆腐定食が人気でそれに続いて麻婆焼きそばかなぁ…、って感じ。それほど待たず料理は到着。
大きなお皿にあふれるばかりの麻婆豆腐。
箸を入れてひきあげると麺がでてくる。
ここの焼きそばは麺が極細。担々麺用の細いストレート麺を多めの油で炒めて使う。ところどころが焦げていて、ザクザクは切れてちょっと乾いた感じの麺で、それに麻婆豆腐をかけただけ。
ひき肉多め。豆腐がくだけてミートソースのような仕上がりの麻婆豆腐でだから麺にしっかりからむ。とろみが強くそのなめらかな食感を麺のザクザク感がひきたてる。
この麻婆豆腐だから焼きそばにしておいしいんだよなぁ…、ってしみじみ思う。だって麺と麻婆豆腐の一体感が見事なんだもの。
辛みがどっしり。ひき肉がホツホツ奥歯を叩く感じもおいしくてしかもご飯と一緒に食べるより焼きそばにかけて食べるのが一層おいしい。
お酢をかけると甘みと旨味が引き立ちます。
「S」とプリントされたアルミの容器には塩じゃなくて花山椒が入っているのが四川料理屋さんらしいところ。
ヒリヒリとした舌を杏仁豆腐でなだめてお店をあとにしました…、オキニイリ。
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