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どことなくクロムハーツに似たカフェの午後
神田まつやからテクリテクリと神保町に向かって歩く。途中の「ディルコーヒーパーラー」で食後の甘いものをたのしむ。
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かつてこの界隈でご飯を食べてごゴキゲンの〆といえば珈琲専門店エースの甘いアイスコーヒー、あるいはドーナッツっていうのが定番だったけど閉店してからはここが新たな定番の店。
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大きな看板はなくレンガの壁に大きな木のドア。
窓のガラスにお店の名前とロゴなど書かれ、目立たないのに存在感があるのがステキ。
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高い天井、大きな空間。2階に上がる螺旋階段、木で作られたカウンター。一階のこの空間が好きでいまだに2階に上がっていないけどいつかのたのしみき取っておこうと思って今日も1階にする。
オープンキッチンの方からも「いらっしゃいませ」って明るい声がやってくる。
お店の人の明るくしかも気さくなことにニッコリします。
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ハンドドリップのコーヒーにする。
豆の種類が5種類あって、全部浅煎り。
酸味のやさしいものをくださいって言って作ってもらう。
ショーケースの中にケーキが4種類。ニューヨークスタイルのチーズケーキが目に入る。
たしか以前も食べたけど、おいしかった記憶があってそれにする。
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ふっくらとしたフィリングに底のどっしりとしたビスケット生地。そのコントラストがなによりゴチソウ。
口に含むと最初は生地が舌にふれ、舌の上の水分と交換にシナモン風味の甘みが滲んでやってくる。
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続いてフィリングのチーズの香りに明るい酸味が混じってく。
生地もフィリングも最初はボロッと乾いた感じ。それがゆっくりとろけてなめらかになっていく。
とはいえ生地に混じったナッツがザラザラ、ずっと主張をしてくからなめらかさが一層際立つ。
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アメリカケーキならではの情報量の多さにウットリ。
食べてるうちに生地とフィリングが剥がれてしまう。クッキーとチーズスフレのふたつの味をたのしみ食べる。
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ハンドドリップはお店の人が言う通り酸味やわらかにして軽い喉越し。フルーティーな香りが華やかで、酸っぱいコーヒーが苦手なボクでもたのしめる。
煉瓦張りのクラシックな外装に木のドア、そしてポップなロゴと外観が醸す気配がなかなかに良い。
コーヒー色の木造りのバックボードにカウンター。漆喰壁にシーリングファンと、どこかで見たようなインテリア…、って思って気づく。
そうか、クロムハーツっぽいんだなって。そこも好き。