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冷麺は肉で巻いて食べるとおいしい…、コサム冷麺

ひさしぶりの韓国料理。気になっていたお店に来てみる。

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「コサム冷麺専門店」。
炭火焼肉が付く冷麺専門店とお店の軒にデーンっと書かれて、それがそのまま店名の「コサム冷麺」という料理の特徴。
韓国料理店がぎっしり集まる大久保も、ここ一年ほどで随分様相がかわりはじめているようです。

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かつて大久保の韓国料理店はほぼどこもサムギョプサルを売り物にしてた。プデチゲやスンドゥブチゲと、サムギョプサル以外の料理で特徴をつけようとする店もあったけど、それでもどこもがサムギョプサルを売っていた。
大久保に行って食事するということはサムギョプサルを食べに行くということと同義だった時代がずっと続いたんだけど、最近ではサムギョプサルにたよらぬお店が増えてきた。ブームが一段落して本当の韓国の料理文化がこの地に定着するようになればいいな…、と思ったりする。

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メインの冷麺以外にもチゲやスープを中心にした気軽な定食が充実してる。韓国の定食屋さんって感じがするのがオモシロイ。

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ソルロンタンをとってみた。牛骨やすじ肉をコトコト煮込んで白濁させたスープに牛肉、春雨、ネギをくわえてまたコトコト。塩と胡椒で自分で味を整えたのしむ滋養溢れる濃厚スープ。雪のように白いから「雪濃湯」とも書く。カメラのオートフォーカスがどこにピントをあわせるべきか迷うほど。

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強い旨味と唇が貼り付くほどのコラーゲン質。クチュっととろける牛肉とウットリするようなおゴチソウ。喉をスルスルかけおりながら、お腹をあっため滋養が体のすみずみに行き渡るような味わい深さ。

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お待たせしましたと冷麺到着。間髪入れずハサミを入れてジャキジャキ麺を切り分ける。

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一緒に焼肉。
豚バラ肉に軽くタレをまとわせてこんがり焼く。
脂がサクサク。焦げてよじれて揚がったようになるまで焼いて、サイズはちょうど一口大。麺を肉に巻きつけて一緒に食べるという趣向。

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韓国の冷麺がおいしいので有名な焼肉店で、ハラミを冷麺のために数切れ残しておいて、冷麺が来たら焼いて一緒に食べるとおいしい。
焦げた香りと脂がにじんでコクがでて確かにおいしい。
その食べ方を焼肉屋さんじゃないけど味わうことができるってなんてうれしい。豚焼肉自体が味がしっかりしていて、冷麺のスープもスッキリ酸味がおいしい。やってきたときにはスープが凍ってシャリシャリ浮かんでいたのも見事。具材は薄切りきゅうりと大根の酢漬けに茹でた卵だけ…、というのも潔くってステキ。

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スユックをたのむ。和牛の頬肉を蒸したもの。ムッチリねっとり。脂やゼラチン質が筋のようになってキレイに仕上がっていて、キムチがたっぷり盛り付けられてる。

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このキムチがまたおいしい。あまり漬けこまず辛子味噌を刷り込んでしばらく休ませただけのもの。だから白菜の芯の部分はサクサク歯切れてみずみずしくて、それをスユックにのっけて一緒に食べると旨い。キムチはサクッ、肉はムチュン。互いが互いの食感ひきたてご飯のおかずにもピッタリとくる。

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キンパもたのんでテーブルの上はなんともにぎやか。お腹もたのしく満たされる。


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