500円で買える朝の元気、スパイスカレー
家から四ツ谷の駅までひと駅歩く。ちょうど真ん中あたりに「スパイスカレー食堂」ってスリランカカレーの専門店が朝からやってる。
「南の島のマゼるカレー」というキャッチフレーズ。
エキゾチックな顔の女性の黄色いのぼり。
お店の外にもおいしいカレーの匂いがただよい、思わずお腹がグーっとなる。
500円ぽっきりという朝のカレーがあるのがうれしい。
先日は豆のカレーとポークカレーのコンビネーションを食べてみた。今日はシンプルに豆カレーだけ。
カウンターには象の像。プラスティックのバスケットにスプーンとおしぼりが入ってズラリと並んでる。大きく息を吸い込むとカレーの香りが胸いっぱいにやってきて、体の温度が上ったような気がしてお腹が再びグーッ。朝のカレーがやってくる。
よく煮込まれて輪郭が曖昧になった豆がたっぷりはいった豆カレー。やさしい辛味にココナツミルクの甘い香りが混じり合う。
ホツホツとした豆の食感も軽快で、ジャスミンライスのパラパラ感と一緒になって口の中がにぎやかになる。
「マゼればどんどんおいしくなる」というので混ぜる。茹でたニンジン、いんげん豆も一緒に混ぜて食べてくと、いろんな素材のいろんな味が口の中で渾然一体。豆がぽってりとろけるようになっていくのもオゴチソウ。
サービスで付くお茶が今日はシナモンティー。シナモンの甘い香りが口をスッキリしてくれてお腹もあったか。元気もでました…、駅に向かってまた歩く。