たよりにならないものをたよりにする不幸
銀座に「瑠之亜珈琲」というお店がありました。
ルノアールが開発した新業態で、それで「ルノアコーヒー」。
ルノアールの主要顧客は男性サラリーマン。
彼らの休憩の場であったり打ち合わせの場所として重宝されていたのだけれど、女性にもアピールしないと生き残れないかもしれないと思って開発されたのでしょう。
ルノアールが喫茶店的であるとするならば、瑠之亜珈琲はカフェ寄りコンセプト。
お店の雰囲気もモダンでちょっとフェミニンで、メニューもルノアールとは一線を画したオシャレ路線をとっていた。
住所は東京都中央区銀座西1ー2。
曲がりなりにも銀座です。
銀座というアドレスが女性客にアピールするに違いないと思って出店したのだろうけど、ずっと暇な状態が続いてた。
しかも顧客のメインはルノアール的なおじさんたちで、どうするんだろうと思っていたら、ルノアールになっていた。
いったいなんでそんなことになっちゃったのか、今日は考察してみましょう。
銀座はどこもが同じ銀座だと思うと間違う
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