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激辛超えの「爆辛」スパゲッティ・変態ロメスパの誕生か?

昼になって日差しを感じるものの底冷えとまらず、なにか温かいものを食べたいなぁ…、と思った。
場所は新宿西口。
ラーメンでもいいかと思った。「ほりうち」っていう厚切り叉焼がたっぷりのった醤油ラーメンがおいしい店がある。変わり種だけど納豆ラーメンなんてのがおいしくて、それにしようかと店の近所までやってきてみたら、へんてこりんな看板発見。

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爆辛スパゲッティ専門店「青とうがらし」とインパクトの強い店名。
激辛を越えて「爆」辛!しかも「青唐辛子」推しという今までになかった辛さの訴求がなんとも面白くってお店を覗いた。

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入り口脇には浮き上がったフォークがスパゲティを持ち上げる商品サンプルが並んでて、ナポリタンやらミートソースやら。そのサンプルの姿をみるだに、昭和なロメスパの専門店なんだろうなと思って入る。

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券売機がある。まず店内かテイクアウトかを選んで、スパゲティの種類を選ぶ。素直に青とうがらしの辛さをたのしみたくてそれで「青とうペペロンチーノ」。
続いて辛さを指定する。辛くないの・辛いの・激辛・爆辛と4種類から普通の辛さをまず選び、次に麺の太さ。中太、極太の2種類あって中太にする。麺の量が三段階でとりあえず並。釜揚げしらすや目玉焼き、ウィンナー炒めがトッピングとして用意されててペペロンチーノならしらすだろうとそれを選んで席に着く。
目の前が麺を煽って仕上げるレンジの前で、座るとすでに辛い空気が漂ってくる。唐辛子の辛味の由来、カプサイシンが炒め油と一緒に空気に混じって鼻を直撃するからでしょう…、思わずクシュン。お腹がすきます。

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茹でおきにした麺を具材と一緒に中華鍋に入れジャジャっと炒めて仕上げるスパゲッティ。
具材はピーマン、玉ねぎ、ベーコン、マッシュルーム。
味は醤油風味で具材が焦げた香りがおいしい。
スライスした青とうがらしがたっぷり麺に混ざってて辛いんだろうなぁ…、と恐る恐る食べるもタレの甘みをまず感じ、拍子抜けするほどおいしい。ほどよい辛さ。
ただすすり込もうとすると咳き込んじゃうからもぐもぐしながら食べることになる。

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腰のない麺はムチュムチュとした食感で、別添えできた釜揚げしらすをのせて一緒に食べるとしらすの旨味で辛味が緩んで一層おいしい。

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ただせっかく爆辛スパゲッティの店に来たんだからもっと辛くとカウンターの上に用意されてた6種類ほどの辛味調味料からタバスコ選んでバシャッとかける。そしたら思いがけずたっぷり出てきて、みると瓶の口が見知ったタバスコの瓶とは違って大きく開いてる。
あぁ、これが爆辛専門店の証なんだ…、としみじみ思う。もしこれが炒めスパゲティじゃなければもっと辛かったのかなぁ…、油の力は偉大でござる。
感心したのが結構、流行っていることでなによりテイクアウトがよく出てた。アプリで予約ができるみたいで、4個、5個とまとめて買っていく人多数。大盛りを買って帰る人が結構多くて「変態ロメスパのニューフェイス」って感じがしました。

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食べ終えてサービスにでたコンソメスープで舌をあらってお店を出たけど、ずっとヒリヒリ、唇、熱くて痛かった(笑)。


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