マクドナルドで24時間営業のハザマをみちゃう…。
マクドナルドで朝。
先日来、淡路町や新大阪で新しいタイプのお店を続けざまに利用した。
注文するカウンターと商品を受け取る場所が別々になった、未来を予感させるスタイルにちょっとワクワクしたものでした。
今朝のお店は新宿駅の南口にある昔からの店。
ドアをあけると大きな通路。その両側に客席がふりわけられていて真正面にカウンター。昔ながらの注文したら脇に退避し商品ができるのを待つというもの。
新しいお店を経験すると、お店都合のオペレーションだなぁ…、ってしみじみ思う。お店に来たのは10時20分ほど。つまり朝食商品から通常商品に入れ替わる直前という時間帯。厨房の中では掃除をしていました。
それもほぼスタッフ全員という状態で、おそらく決められた時間内で作業を終了させないといけないからでしょう…、レジを担当するのはたった一人。調理する人たちは掃除の片手間になってしまってる。
衛生基準って大丈夫なんだろうか?って心配になっちゃうほどに厨房仕事はてんやわんやで秩序なし。24時間営業の店だから、掃除仕事の間も営業をストップすることができないから…、なんでしょうね。大変だ。
厨房の中はほぼ外国人です。管理職らしき人は日本人。彼がスタッフのファーストネームを呼び捨てするのも気になった。働き方改革の基準は、生産性や合理性だけでなく、互いの礼節、現場のムードも改革されなきゃいけないのにね。これまた大変。
メガマフィンを注文しました。
マフィンブレッドにソーセージパテにチーズ、もう一枚ソーセージパテ。目玉焼きにグリルドベーコンと具だくさん。
通常のマフィンには使われぬケチャップも案外たっぷり。
手にずっしりとボリューム感もかなりある。
ただ、パッケージをといた直後の見た目はかなりとっちらかっていました。
ソース、チーズが思う存分はみ出して、今にも崩落して倒れてしまいそうな状態。
厨房の中のとっちらかりがそのまま商品に乗り移った…、みたいな感じ。
新大阪で、通常マフィンを食べたとき、塩味が随分やさしくなって食べやすいなぁと思ったんだけど、今朝のマフィンは塩辛かった。ソーセージパテの2枚使いで味が強くなっちゃったんでしょう。料理のバランスってむつかしい。
小さくなったハッシュブラウンはちいさいまま。しかも今日は油の匂いが強かった。清掃をするタイミングは油を交換するタイミングでもあったのか、古い油の匂いがつらい。
おそらくお店の空気感が商品に対する見る目を厳しくさせたのでしょう。やっぱりマクドナルドってジャンクフードだなぁ…、って感じた。
店舗数がたくさんあると改革に時間がかかるということでもある。だからしばらく、新しいマクドナルドと古いマクドナルドが共存する。
お店によって同じ商品を作って売っても、その印象が異なるお店が同じ屋号でやってるという不思議な状態が続くのですね。チェーンストアって大変だなぁと思いもしました。