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そば屋さんの朝ご飯

そばの「いまゐ」で朝ごはん。

四谷三丁目の交差点に面したお店。この交差点。
4つの角にあるビルがどれも交差点に面した角を落とした五角形の形をしている。四谷4丁目の交差点も同じ設えで、昭和40年代の都市計画の結果なのかなぁ…。
ここにはかつて都電の路面電車の駅があった場所でもあるからドラマティックな景観を作りたかったのかもって思う。
今はぼんやりした町だけど(笑)。
ドトールコーヒーと従兄弟にあたるお店で、モノトーンのインテリアが大人なムード。立ち食いそばよりちょっと高めの値段設定でモダンなムードで食事ができる。重宝してる。

朝食セットがあるのがうれしい。

じゃこご飯に汁代わりのそば、とろろがつくのが基本のセット。
だし巻き卵をつけてワンコイン程度のうれしい値段。

几帳面に折りたたむように仕上がっただし巻き卵にニッコリします。
だし巻き卵は作り置き。
そばの上に置いてしばらくあっためる。

七味をパラリ。
上等なめんつゆっぽい味の汁にさらさずのっけたネギが香りと辛みをくれる。量は半そば程度かなぁ…、朝のお腹にほどよい感じ。

茶碗軽めに一膳分のじゃこご飯。

ごま油を少々垂らして風味を整え刻み海苔が散らかっている。過不足なしのよき朝ごはん。

出汁割りとろろをどう食べるか…、というのをいつも迷うんですね。
そばに乗せればとろろそば。そのままズルンと食べるのもよし。けれど今日はじゃこご飯にのっけて食べることにする。

ぽってりとしたとろろとじゃこが混じってコツコツトロトロ、口の中がにぎやかになる。
じゃこと刻み海苔だけでは心許ない味がする。
とろろが混じることで味がしっかり決まり、スルンと食べたところにそばの汁をゴクリ。口の中で混ざっておいしい朝の雑炊にみたいになってく。オモシロイ。

とろろをまとったご飯がコロコロ、舌の上を転がるような食感もたのしく口をにぎやかす。お腹もほどよく満ちました。


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