タマゴサンドにツナサンド
ひさしぶりのはまの屋パーラー。ちょっと遅めの朝ごはん。
お店のオープンを待ちかねている人たちが一気にお店に入ってくるから開店直後でほぼ満席。
みんなが次々注文するから、厨房の中はいきなりの大忙しです。
のんびり待って食べましょう。
朝からあったかなここ数日。アイスコーヒーがおいしい季節になりました。
それで今朝はアイスコーヒー。
今でもここにはじめてきたときに感じた、昭和喫茶のムードを強烈に思い出す。例えばアイスコーヒーをたのむとちょっと小さめのタンブラーに入ってやってくるところ。
砂糖をあらかじめ入れた甘いのがデフォルトだったことだとか、そういう部分が好きで通っていたのだけれど、若い人たちに継承して最初に変わった部分がそういう昭和なあれこれ。昭和な食器を調達するのがどんどん難しくなってはいるけど、なんだかすごくもったいない。
今、はやっているのはインスタ映えするサンドイッチのおかげなんでしょう。
見事なほどにみんなサンドイッチをたのんでる。
それでもこうして生き残っていけるのならばそれはそれでよし。
なくなっちゃうと寂しくなっちゃうオキニイリ。
タマゴサンドとツナサンドの盛り合わせ。
タマゴサンドはパンは焼かずにそのままで、ツナサンドだけトーストブレッドで作ってもらう。
まずアイスコーヒーがやってきて10分ほども待ちましたか。サンドイッチがうやうやしくも到着です。
いつもながらウットリするようなその断面。
まず薄い。1センチほどの厚さでタマゴサンドの卵焼きなんてパン2枚よりも分厚いほど。この薄さがシンプルな具材の存在感を引き立ててくれるのでしょう。
しかもそれを4切れに切り分ける。ボクもサンドイッチをよく作るけど3切れまでならキレイに切り分けられるけれども4切れとなるとかなりの技量が必要になる。いつも惚れ惚れしながらみちゃう。
タマゴサンドはふっかりなめらか。特に今日の卵焼きは分厚くとてもみずみずしくて、たっぷり塗ったマヨネーズのおかげもあってしっとり感じる。まるで手づかみできる卵焼き。
このパンは焼くと空気が抜けてサクッと軽い焼き上がり。トーストをしたツナサンドはざっくり歯切れてツナの油と和えた真骨ーずのぽってり感を引き立てる。
タマゴサンドとツナサンドをかわるがわる食べて最後にツナサンドを食べて終えるのがいつものスタイル。今日もそうした。オキニイリ。
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