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食べ過ぎると足が痛くなっちゃうんだけど、抗し難いオキニイリ
ひさしぶりのルークスロブスター。
たまに無性に食べたくなる。実はちょっと痛風体質。半年ほど前に本格的に発症してから、エビとレバーを控えるようにしていたりする。
フォアグラが大好きだったけどそれは封印。
エビを食べないようにしたら天ぷら屋さんに行けなくなって、好きなそば屋でも天ぷら蕎麦は遠慮しなくちゃいけないメニューになっちゃった。だからロブスターなんて本当は食べちゃいけないんだけど、我慢ばっかりしてると足じゃなくって気持ちが腫れてしまいそう。
何しろこういうときにもやってくれているのがなんともありがたく、一口だけでもとやってくる。しかも全品30%オフというプロモーション中。店の周りにパンを焼き上げる甘い匂いが漂っている。気持ちがなんだか晴れやかになる。ありがたさ。
前回来たときはシュリンプ、クラブ、ロブスターの3種類のロールがたのしめるコンビネーションをたのんで食べた。それぞれ味わい、食感違いでたのしいのだけどやっぱりロブスターロールが図抜けておいしい。それでロブスターロールのレギュラーサイズをたのんでそれにフライドポテト。今日のスープは?って聞くと、ロブスタービスクだっていうのでそれも。ストレートアイスティーをたのんで今日のひと揃え。
満席というわけではなけどお店はにぎやか。ちょっと日常が近づいてきたって感じがステキ。
さてロブスターロール。ロールブレッドからあふれるほどのロブスターの肉。セロリパウダーとオレガノがたっぷりふりかけられていて香りが独特。アメリカ的。
フライドポテトはふっくら、しっとり。
油の香りが鼻をくすぐる。
これまたなんともアメリカ的。
ロブスターの肉は爪の部分あり胴体があり。
爪はスベスベ、ツルンとしててなめらかでザクザク歯切れる。
胴体の部分はムチュンでむっちり。
場所によって食感がまるで違うのがおもしろく、その食感違いを一度に楽しむことができるのがロブスターロールという料理のたのしいところでもある。
ロールブレッドはふっかりです。バターをたっぷり飲ませるようにしてこんがりと焼く。香ばしくってサクッと歯切れる。歯ざわりがよくって噛んだ瞬間は乾いて感じ、ところがそれがあっという間にとろけて消える。
口に残るのは焼けたバターの香ばしさ。焼けた断面をみるとまるでフレンチトーストみたいに見える。バターの力はおそろしい(笑)。
ロブスタービスクはおどろくほどに具だくさん。ロブスターのほぐし身に白身魚にじゃがいも、ニンジン。トロトロに煮込まれた玉ねぎ、そしてマッシュルームがゴロゴロ入ってお腹に響く。ロールブレッドをちぎって入れて、スープを吸わせて食べるとこれがなんとも旨い。
ホクホクとしたフライドポテトは芯まで熱々。出来たっておいしいなぁ…、ってしみじみ思ってウットリ食べる。ちょっと残して持って帰っておやつにしよう。