ベルクの朝。ベーコンパワーをたのしむ
新宿に用事で出てきたついでに朝食。「ベルク」ではじめる土曜日。
この前食べたマイスターベーコンドッグがおいしくって、ここのベーコンにハマり気味。
ホットドッグにベーコンをトッピングするのは試してみた。
ならばもうひとつのオキニイリ、マイスターハムアンドケーゼサンドにトッピングしてみたらどうだろう。
…、と思って試す。
トッピングメニューに「厚切りベーコン」っていうのがあってそれがマイスターベーコンを焼いたもの。
一枚、トッピングしてもらって「あえてぬるい有機オレ」をお供にもらう。
厚切りのドイツ風の粗いパン。
一枚は白パンで上に薄切りのマイスターハムときゅうりのピクルス。
もう一枚は胚芽パン。
クリームチーズをのせてパプリカをクロス状に飾って仕上げる。調味料なんて必要ないほどハムやチーズがおいしくて、そこにベーコンまでのせる訳です。
しかもそのベーコンのおいしげなこと。脂つやつや。端がこんがり焦げて、指でぬぐって舐めてみると唇ひんやり、脂が甘い。
2枚のパンをパカンと重ねてサンドイッチにして食べる。
パンはもさっとした食感。
粗くてしかも口の水分をあっという間に持っていく。
そこにクリームチーズが混じってゆっくりとろけていって、ハムの旨味や風味で味がととのっていく。それがこのサンドイッチの特徴的なところで、それでもパンのモサモサ感はかなり強烈。
ところが厚切りベーコンが1枚くわわるだけでパンがなめらかさを手に入れる。ベーコンの脂がいい仕事をしてくれるんですネ…、クリームチーズのなめらかさも際立つゴチソウ。
端からかじって真ん中までくるとピクルスやパプリカが潰れて酸味、香りが味の印象を変えていく。
おいしいなぁ…、ベーコンひとつで味や食感がこんなにも違って感じる。コーヒーの甘みが一番引き立つ温度のぬるいカフェオレでお腹も気持ちもあっためる。