ビーフンにバァツァン。新橋のゴチソウ
「ビーフン東」がボクを呼ぶ。
ちょうど午後から銀座で人と会う用がある。それで新橋。いさんで来たら開店15分ほど前でした。
しばらく待ちます。
お店の中は開店準備でせわしなく、すでにおいしい匂いが漂っている。
お客さまが次々来ます。開店時は20人近く並んでたかなぁ…、開店5分で満席で厨房の中はたちまちフル稼働。
ほとんどの人が食べるものを決めてやってきているようで、着席するなり注文を言う。
ボクも迷わず「五目ビーフン、焼きで小盛り、バーツァンつけて」と注文します。
料理はフルスピードでやってくる。
野菜炒めかと見まごうほどに野菜たっぷりの焼きビーフン。どっしりとした粽は見事な三角錐で、角はピンッと立ちつやつやしてる。もち米で出来上がっているとは思えぬほどの造形美。
粽を崩すと中からゴロゴロ具材がでてくる。
煮豚にしいたけ、うずらの卵。豚の脂がとろけて口をひんやりさせて、味がしっかり染み込んだお米はむっちり。
茹でたピーナツがところどころに混じってて、それがコツコツ奥歯を叩く。
焼きビーフンも具だくさん。
ピーマン、ニンジン、しいたけ、白菜。薄切りの豚バラ肉は醤油のタレが染み込んでいてエビにここにもうずらの卵。
ビーフンは硬めに戻して具材をさっくり、合える感じに仕上がっている。だから焼いているのさっぱりとした食べ心地。
野菜のシャキシャキ、コツコツと奥歯を叩く感じもゴチソウ。にんにく醤油が用意されていて、好みの味に整えられるのもありがたい。
何度食べても感心する味、オキニイリ。