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クロワッサンなのにクロワッサンじゃないクロワッサン
銀座で午前中に打ち合わせ。朝ごはんをシティベーカリーでする。
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プリッツェルクロワッサンを食べたくってしょうがなく、それで早めに家を出る。
日が高くなると散歩するのも大変で、だから朝にまとめて歩く。
丸ノ内線を使えば乗換なしに銀座の駅までいけるとこ、四ツ谷駅までまず歩き、中央線にのって東京駅でおり再び歩いて銀座まで来る。歩数が結構稼げるルート。
それにしても朝から暑くて頭がジリジリ焼けるよう。
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お店の中に入るとひんやりして涼しい。ビルの地下っていうこともあるのだろうけど、いい意味で季節を感じぬところがステキ。
ツナサンドイッチを選びます。レジ前のショーケースに並んだサンドイッチを手渡して、それをそのまま運んで食べるというベーカリースタイルが気軽でしかも程よい値段。お供にホットミルクをあわせてたのむ。
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どっしりとしたクロワッサン。
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プリッツェル生地を使ったここのオリジナル。
かなり大きく分厚く見える。けれど手にしてみると案外軽くて、アレッて思う。
それもそのはず、ちぎると断面には大きな穴がたくさんあってだから食感も案外軽め。
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表面もしっとりしていて生地はふっかり。噛むとじゅわっとバターが滲んで口を潤しゆっくりとろける。見た目はクロワッサン。香りもクロワッサンなんだけど食べごたえ感はまるで別物。
表面に塩の結晶と胡麻がたっぷり貼り付いていて、カリッ、クシュッと壊れて潰れる。その食感が鮮やかで、塩のうま味と胡麻の風味が良きアクセントをなしている。
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ツナのマヨネーズあえとの相性がよく、その力強い味や香りに一歩も引けを取らぬ味わい、風味がおいしい。
リボンを結んだような形の端っこ部分をちぎってホットミルクをとプッと浸す。
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蒸気を通してふっくら泡立て仕上げたミルク。その泡が生地の凸凹にひっかかりたっぷり口へと運ばれる。ミルクの甘み、香りがクロワッサン生地と一緒に口の中にやってきて、フワッと消えて口の隅々あっためる。朝のお腹にちょうどよい量。満たされる。
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相変わらず「こう片付けたほしいんですよ」ってお手本のように食器が並べられた下げ膳台のきれいな様にニッコリしながら席を立つ。