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残念になっちゃったいきなり
牛肉でお腹いっぱいにしたくてそれで「いきなりステーキ」。
今日は新宿二丁目のお店にした。
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今日は結構にぎやかでした。しかもお客さまの半分くらいがアジア系のインバウンドの人たちで、彼らはみんなオーダーカットのサーロインとかヒレをたのんで食べている。
それでも安く感じるのでしょう…、日本の食は国際的に見れば安くておいしいのでしょうね。なんだか複雑。
ボクは「ひとくちカットステーキ」にした。
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ずっとワイルドステーキにしてたんだけど、いきなりステーキに来るのはビーフピラフを作って食べるのが目的。だから切り刻むのに便利だろうとそれにした。
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そう言えばかつてここには「乱切りステーキ」っていうのがあった。
オーダーカットをメイン商品にしていたころに肉の端材や、切り損じの肉が一定数でていたのでしょう。それらをまとめて商品にする。だからサーロインやヒレが混じっていたりしてこれがなかなかうまかった。ただないときもある商品で、あると得した感じがしたものです。
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オーダーカットがメインじゃなくなってそれも今ではなくなった。
代わりにできたのがこれなんでしょう。
丸い鉄板に玉ねぎしいて、一口大のステーキが180g。
見た目は乱切りステーキに似てる。
ステーキを片側によせ、空いたところにご飯をのっけて料理をはじめる。
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肉を切ります。
ひたすら細かく刻んでく。
そう言えばワイルドステーキにのっているメンテルバターがのってないのね。
代わりに揚げたスライスガーリックがのせられていて切るとおいしい香りがやってくる。ご飯に醤油をかけて焦がして、刻んだ肉やサイドのスイートコーンを混ぜてピラフに仕上げてく。胡椒をたっぷりかけて完成。
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見た目はいつものビーフピラフで、ところが食べると肉の硬さにびっくりします。
ゴリゴリしてる。筋がある。噛んでも肉汁が滲み出すことはなく、味も素っ気もなくって気持ちがしんみりしてくる。
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肉を食べると元気が湧いてくるものだけど、これを食べても元気がでない。やっぱりワイルドステーキをたのめばよかった。手間は何倍もかかるけど、その分、おいしくなってくれるならその面倒もいとわない。
わさびをのっけて風味をたします。
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タバスコをバシャバシャかけて辛味と酸味をくわえてやって醤油をタラリ。鉄板の上でジューッと焦がして香りを旨味を補強する。肉の硬さに慣れればこれもまた一興。お腹は満ちた。よい勉強。