見出し画像

ツナチェダーとあんバタークロワッサン

ドトールコーヒーで土曜日の朝。

ツナチェダーチーズをたのみアイスコーヒーのMサイズをお供に選ぶ。
今日のお店はいつもよりにぎやかで、一階のテーブルは全部埋まって地下も混雑。
いつものテーブルが埋まってて、お店の1番隅っこの席にすわってのんびりします。
おそらく営業途中の営業マンがパソコン開いて報告書を作っていたり自習室代わりにしてお勉強の真っ最中の子。本を読む人、スマフォを見る人、自由な空間。

オキニイリのツナチェダーチーズ。

パンでツナマヨとチーズを挟んで焼いただけというシンプルな料理でシンプルだから食べ飽きない。
ただ「焼いた」と言い切ってしまうことに違和感を感じるほどにパンがフカフカしてるんですネ…、マクドナルでのフィレオフィッシュのバンズのような感覚で表面はまるで蒸したみたいな感覚。

ただ噛めばサクッと焼けた食感を前歯が感じる。おそらくパンそのものの生地が粗くて空気をたっぷり含んでいるからなんでしょうネ…、オモシロい。
噛むとクシュッと縮みます。なのに口の中に入った途端にポワンと膨らみ口のすみずみを満たす感じがなんともたのしい。しかも口溶けがよくてツナのマヨネーズあえと混じってたちまちなめらかになる。

一時期重たく感じたツナマヨも玉ねぎのシャリシャリ感が戻ったのかなぁ…、おいしくなった。チーズのとろけも感じもなめらか。やっぱり好きなオキニイリ。

アイスコーヒーをコクリコクリとのんびり飲んで、しばらくぼんやりいたしましょう。


東京駅の駅ナカにクロワッサンの専門店がある。

「カーリーズクロワッサン」ってお店で、ずっと気になっていたけどイートインがいつも混んでてあきらめていた。
今日はカウンターが空いていて試すチャンスとやってくる。

ショーケースの中にいろんな種類のクロワッサンが並んでる。
目についたのはあんバタークロワッサン。

こりゃ、おいしいに違いなくアイスコーヒーをお供にもらう。
クロワッサンを2枚にひらいてあんこを塗ってバターをのせる。持ち上げると、指が触ったところが崩れてハラリと生地が散らかっていく。
もうおいしい!

クロワッサンの先の部分が舌にふれるとちょっと甘さを感じる。けれど嫌にならない程度の甘み。
噛むとザクっと歯切れる音が耳に伝わり、噛んでる間、ずっと耳の奥をくすぐるようにザクザク乾いた音がする。
そして塩気を残して消える。クロワッサン自体がすでにおいしいのです。

あんこは甘い。塩気はあまりなくてどっしりとした甘みが特徴。塩気は挟むクロワッサンやバターにまかせたって感じの仕上がり。
そしてぽってり。クロワッサンの乾いてザクザクした食感を引き立てとろかす。クロワッサン自体がバターをたっぷり含んでいるから、果たしてバターが必要だったかどうかわからないけど、ザクザクがあっという間にとろんとしていく感じはバターの仕業なのかもしれない。

壊れた生地が紙の上に散らかっていく。
それもかなり大きめで指で摘んでかき集め手のひらのせてサクサク食べる。あぁ、おいしい。

最後は紙を二つに折ってお薬みたいにして飲み、食べる。思わぬ出会いのオキニイリ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?