迎賓館休憩所でプリンをたのしむ…。
新宿三丁目から家の近所を通り過ぎ四ツ谷の駅の近くまで来る。
そうだ…、「迎賓館赤坂離宮前休憩所」に行ってみようと思って立ち寄る。
実はちょうど一週間前。
ここで打ち合わせをしようと思って来たら臨時休業。国賓を迎えるレセプションが迎賓館で行われていたようでお巡りさんがズラリ並んで物々しかった。
今日はいつもののどかな景色。
木々の合間にガラスの箱。エスカレーターを降りると丸いサンクンガーデンが目の前に広がっている。
そこに噴水。夏には子どもたちが水浴びをたのしめるようになっていて、それはにぎやか。さすがに冬に近づく人はなくて枯れ葉が散らかるさまも、さみしげでよい。
「休憩所」ですから無料で使える。
広場と休憩所はガラスの壁で仕切られていて、地下と思えぬほどに明るくそして開放的で、ほどよくにぎやか。散歩の途中のひとときをたのしむのにいい場所で好き。
「カーブドッチ」ってお店が入っています。
セルフサービスのお店で、多くの人がコーヒーや甘いもの、あるいはカレーをここで買って食べている。
夜にはアルコールにおつまみなんかも提供されてたりする。
使い勝手のいいお店。
ショーケースの中にシュークリームにコーヒーゼリー、プリンが並んでてどれもおいしげ。
シュークリームは生地のがっしりとしたタイプで絶対おいしいに違いなく、コーヒーゼリーも涼しげだった。
でもネ…。
プリンが最後の一個だったの。
しかも名前がクラシックプリン!これは食べねばと思ってたのむ、ハンドドリップコーヒーをお供にしました。
バニラビーンズがびっしり貼り付き、ぽってりとしたカラメルにホイップクリーム、ミントの葉っぱ。足の高い洋白の器にはいっているこういうプリンを見るたびにタナカくんのことを思い出す。
スプーンを入れるとプチュンと音をたてて一口分がちぎれてのっかる。甘くてなめらか。カラメルも甘くて苦い。
スイーツ類って甘いからおいしいんだ…、って思ってニッコリ。
硬めにたてられたクリームもぽってりとして、ゆっくりとろけてミルクに戻る。
プチュンプチュンとおいしく食べて、カラメルだけが器に残る。スプーンでそれをすくってコーヒーのお供にしながらのんびりします。
空を眺めて写真を撮ったら白い光が宙に写った。すわ、UFOか思ったらお店の中の照明でした(笑)、早合点。