月見バーガーとバーガーキング
ウェブニュースを見ていると、ハンバーガーチェーンが月見バーガーを販売する準備をしている…、っていうニュースが配信されるようになった。
俳句の秋の季語にしてもいいんじゃないかなぁ…。
すっかり風物詩になっちゃった。
月見バーガーをはじめたのは日本マクドナルドだって言われてる。
開発がはじまった…、と言うけれど、開発も何もマクドナルドの朝の定番商品のエッグマックマフィンに挟んだ目玉焼きを流用しているだけだもの。
ただそれを「エッグハンバーガー」と名づけ定番商品に加えなかったところが賢い。
ファストフードでなにより大切なことは商品ラインをいたずらに広げないこと。
速く提供するためには商品を絞り込むことが重要で、卵を焼くという余分な仕事はなるべく避けたい。
一方、飲食店にとって9月は売り上げが下がりがちな時期。
夏の浮かれた消費の反動。
しかもこれといったイベントもなく、何かニュースが欲しくなる。
その時期限定の季節商品があると助かる。
そういえば、そばに生卵をのせるたのを「月見そば」というじゃないか。
朝食メニューの目玉焼きをハンバーガーにトッピングして「月見バーガー」なんていいんじゃないの?…、ってなことでできたんだろうと推察できる。
とても賢い。
そしてボクらはまんまとマクドナルドの策略にはまるわけです。
ところでなんで「月見」なんだろう…。
卵を月に見立てる日本の独特からまず考えましょう。
満月だから月をみる
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