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自信をもって出せるものだけでする商売ってステキだなぁ…。
仕事を終えて焼肉タイム!
愛知県の一宮にある「木曽楽」という店。
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ちょうど4年前に一度来ている。靴を脱ぎ板間のテーブルに座ったら、はすに切ったパイプがダクトの代わりをしているロースター。
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あぁ、そうだった。これだった…、と帰ってきた感にニッコリします。
濃尾地方は独特の焼肉文化がある町で、お店、お店が個性を競う焼肉好きにはたまらぬ地域。
当時はくるたび焼肉店の食べ歩きをしていて、中でもこの店はいいなと思ってお店のひとつ。手軽で気軽でおいしくて、近所にあるといいのになぁ…、って思ったことを思い出す。
メニューの種類は絞り込まれて、自信をもって出せるものだけ…、って感じがするのはまたいい感じ。
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まずは牛たん。薄切りのたんに塩ダレ。すりおろした胡麻をたっぷりまぶしてくるのが独特で、しかもたっぷり、皿からはみ出し溢れてきそうな盛り付けにお腹をグーッと鳴らしてくれる。
牛たんから滲み出してくる肉汁を胡麻が吸い込み口の中へと運ぶ役目をまず果たす。胡麻のうま味と油分がたんを一層おいしくしてくれる上、胡麻の渋みが最後に残り、次のひと口ねだるゴチソウ。何度食べても新鮮な味。
そして赤身にカルビと続く。
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脂控えめのきれいな赤身。甘めのタレに漬けこまれ焼くとタレと脂が焦げてなんとも香ばしい。
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カルビは脂がしっかりしててクチャっと潰れる感じがゴチソウ。
牛たんもそうだったけど、ここの肉はどれもが大ぶり。口の中を満たす喜び。噛んだときのにくにくしいほどの歯ごたえが味わえるのがボクは好き。
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焼いたレバーもふっくらとして、レバー独特の香りがほどよく、力みなぎるおゴチソウ。
みんなで焼きます。
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小さな鉄板にソーセージを十字において4人それぞれのスペース作って、自分のおいしい状態にする。
ソーセージを転がしながらよく焼いて、食べると次のソーセージを置きとバーベキューを焼いてみるたいな気持ちで焼いて、喋って笑ってお腹を満たす。
焼いて食べるのがたのしくて、ちょっと値段の張る上ネタに手を出し食べる。
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分厚く切って飾り包丁を入れたタン元。
焼くと縮んで切り目がめくれあがって仕上がっていく。先代牛たんのような姿で、ざっくり歯切れて肉汁ジュワッと口を潤す。
特上カルビをたのんでみれば細かなさしがキレイに入って、なのに焼くとさっぱり仕上がる。ザクザク歯切れてずっと口の中にいてくれる、頑丈なさまがまるでステーキ。ウットリしちゃう。
サイドの料理も見事です。
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きゅうりキムチはにんにくと油とお酢で味が整う韓国風の酢の物のよう。せんまいは細かく刻み、牛たんと同じくすりおろした胡麻と刻んだ大葉をたっぷりまぶして味わう。コリコリとした食感に胡麻や大葉の香りがおいしい。
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ビビンパをたのんでみればご飯少量、野菜たっぷり。コチュジャンをくわえて混ぜるとまるでサラダのような風貌。気が利いてるなぁ…、って感心します。
〆にチゲ。
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青唐辛子を追加して辛くできますというのでそれ。豆腐にネギに溶いた卵と具材はシンプル。青唐辛子の突き抜けるような辛さに舌がビリビリするけど、スープ自体が濃厚でしかもおいしい。だからハフハフ、フーフーしながら一気に食べる。外にでたら雨、雷でドスンガシャンと大騒ぎ。ゆっくり家に帰ります。