シェイキーズとロイヤル

一旦新宿から姿を消したシェイキーズが、場所を変えて戻ってきたというので来てみる。

シェーキーズ新宿ｾﾉﾋﾞﾙ店

飲食ビルの４階というロケーション。びっくりしたのがエレベーターがあくといきなり店内で、しかも目の前に料理が置かれたカウンター。

前室も玄関もないいきなり感に、驚きを演出したかったんだろうか…。ならば成功しているけれど、衛生基準とか大丈夫なんだろうかって心配にもなる。カウンターの内側に厨房が作られていて、ビルの構造からおそらくそうするほかなかったのかもしれません。
ただピザはコンベア式のオーブンで焼かれているのが丸見えで薪窯じゃないんだなぁ…、って思っちゃう。ちょっと残念。

ピザにパスタ、カレーライスと炭水化物万歳的なる食べ放題で、サラダバーもあるけれどやはりメインは炭水化物。
料理をとるとお皿の上は見事に茶色。

ペパロニピザとパイナップルとハムのピザ。
ふっかりとした生地はどこか日本的。
トマトソースは香り、風味がアメリカ的で太平洋を挟んで気持ちが行ったり来たり。
しっかりフライドポテトもとりました。
これこそボクがシェイキーズにくる最大の理由で、シェイキーズがロイヤルのものになってしまう以前からずっと好きなアメリカ料理。

開業記念のギフトがフライドポテトの食品サンプルを使ったキーホルダーというのに、わかってるね…、って唸ってしまう。
サラダバーはまぁ、そこそこです。野菜も食べなきゃと思うから食べる程度のクオリティー。

スパゲティは不思議と品質が高くてびっくり。麺とソースをあわせただけという仕上がりなのに、しっかり味が整っているのにまたビックリ。明太子のスパゲティなんて魚卵の姿がほとんど見えずなのに明太子スパゲティの味であることに化学のスゴさを感じちゃう。

ピザはどこかファミレス的で、自然と他の料理に気持ちが向かう。ご飯にタコミートやレタス、砕いたナチョスでタコライスみたいに仕上げてみたり、バジルスパゲティにカレーをかけたりしてもみたけどすぐに飽きちゃう。

９０分という時間制限があるのだけれど、結局４０分くらいお腹も満ちてお店を出ちゃった。微妙なり。

と、軽く毒を吐きましたけどシェイキーズってなんでこんなふうになっちゃったのかなぁ…、と思ってメンバーサロンで考えてみる。

競合相手と比べてみれば‥