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朝の中華粥。やさしく、しかも力強い
朝。中華粥ではじめましょう…、と新宿西口。粥餐庁にやってくる。なんだかちょっと台湾気分。
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最近、台湾の朝ごはんをテーマにしたお店が増えてる。
でもほとんどがシェントウジャン推し。お粥を作るお店は少ない。
そもそもお粥屋さんてまだ珍しい。
多分、日本の人は銀シャリ志向でお粥は病気のときのものって感じなんじゃないかなぁ…。
消化によくて栄養豊富。だからもっと普及してもいいのになぁ…、って思ったりする。
朝10時までの朝食営業。昼の営業は11時から。1時間の休みをとるって言うのがなんだかオモシロイ。
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朝食セットは3種類。干しエビザーサイ、蒸し鶏、鮭とアオサの用意があって、干しエビザーサイのお粥を選ぶ。飲み物はご自由にとカウンターの一部を使って粉末状のジャスミン茶とか烏龍茶とかがおかれててポットでお湯を注ぐスタイル。合理的。
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しばらく待って料理到着。
小さな肉まんに杏仁豆腐がついて朝のひと揃え。
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この肉まんがおいしいんですよネ。
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自然な甘みのふっかりとした生地の中にたっぷりの餡。
豚肉の肉汁、ネギがシャキッと歯ざわりがよくごま油の香りがおいしい。
生地に比べて餡の分量の多くって肉を食べてる感じがするのネ。
得した感じ。
お粥はぽってり、お米のポタージュのような味わい。
お米の粒がなくなるようでいてまだそこにある絶妙のとろけ具合。舌の上でお米の余韻を感じつつ、噛むことを要さずそのままお腹の中に収まっていく。
スープの旨味。干しエビの風味に混じってザーサイがコツコツ奥歯を叩いていくのが心地よい。
そのまま食べても十分おいしく、けれどやっぱり中国粥には黒酢のコクと酸味がおいしく感じる。
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お粥用のタレが用意されてるんだけど、それを使うと雑炊みたいな味になっちゃう。だから黒酢でさっぱり食べる。
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食後の杏仁豆腐はすべすべタイプ。口の中がすっきりとして朝のエネルギーが湧いてくる。
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それにしても、朝からUberEatsの配達員さんが次々やってきてお粥をピックアップしていくことにちょっとビックリ。オフィスで朝食?あるいは早めの昼食なのか。お粥のニーズは実はあるんだ…、って思ったりした。お勉強。