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クグロフにショコラショー

夜の買い物をしていたら無性にショコラショが飲みたくなった。

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伊勢丹の地下のジャンポールエヴァンをちょっと覗いた。

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そしたらクグロフとショコラショのセットをメニューにみつける。食べてみたくてしょうがなく、おやつをたのしむことにした。

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クグロフ型で焼いたチョコレート菓子が2種類。ビターチョコ味、キャラメル味でそれぞれグレープフルーツのひと房分ほどの大きさしかない。
それにたっぷりのシャンテリークリーム。

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どんな味?って小さく切り分け口に含むと、生地はざっくり乾いた感じ。甘くて苦くチョコレートやキャラメルを吸い込ませたサブレ生地のように感じる。とにかく乾いた食感で、唾液を一切合切もってくようでしばしたじろぐ。
ところが突然、もったりとろける。化石化した生チョコが口の中で目覚めて本来の生チョコらしさを取り戻す…、って小さくそんな感覚。おどろいた。

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その一口分にシャンテリークリームをのせて食べると化石部分をすっ飛ばし、いきなりなめらかな生チョコ的な食感で、ミルクの風味でチョコの苦味や酸味がおだやかになる。それはそれでおいしいのだけど、食感の劇的な変化をこころおきなくたのしみたくてほとんどそのまま。

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しかも乾いた口にショコラショがなんとも心地よくておいしいのです。
苦くて甘い。そして酸っぱく体の奥底が温められるような味わい。情熱を飲み物にしたらこんな飲み物になるんじゃないか…、ってゆっくり味わう。
ショコラショで濡れたクグロフはザッハトルテのような味わい。最後に残ったクリームをショコラショに入れ、なめらか味をたのしんだ。


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