やよい軒で冷凍技術の進化を味わう
無性にちゃんぽん麺が食べたくって、そうだ、やよい軒にあったよなぁ…、と思って来てみる。
家の近所の完全セルフサービスの店。
コロナ真っ最中にリニューアルして全席カウンターのお店になった。最近、再び改装しテーブル席がいくつかできたけど、それでもカウンターが中心であることにかわりない。
カウンターの上に箸をおさめた容器が置かれるようになったりと、じんわり通常モードに戻りはじめている。
けれど、客席を仕切るパネルはまだしばらくは無くならないんだろうなぁ…、って思ったりする。
プライバシーを確保できていいと思うか、ブロイラーのようと感じるか人それぞれ。
ボクはあんまり好きじゃない。
それにしても女性客が増えました。子供連れの家族客がカウンターに横一列に並んで食事もしていたりする。
外食のあり方以前に食事に対する感度が随分かわったんだなぁ…、って思いもしました。飲食店ってこれからどういうふうになってくんだろう。ドキドキします。
ちゃんぽんに唐揚げが3個、ご飯がついたセットがあってそれをたのんだ。
ワンパクセットな感じだけど、唐揚げのサイドに千切りキャベツがあってちゃんぽんの中にも少なからずの野菜がまじる。
野菜をたっぷり食べられるからいいじゃないか…、と勝手に思う(笑)。
ちゃぽんは凍っていたのでしょうネ。
キャベツはクタクタ。玉ねぎ、モヤシ、コーンにニンジン、キクラゲ、豚肉。
具材はふんだん、そしてたっぷり。
でもそれらそれぞれが、一体自分はなにだったのかをすっかり忘れてしまった状態。濃厚スープを食べる提案だと思えばよろし。
それにしても冷凍技術ってスゴイなぁ…、食材の食感が不自然なことを棚上げすれば十分おいしくたのしめるもの。そもそもこのお店で凍っていないものって一体どれだけあるんだろう…、と思ったりする。オモシロイ。
ポッテリ衣の唐揚げをスープに浸して食べてみる。衣がごくごくスープを飲み込みぽってりしてきて御飯のおかずに案外いいかも…。オキニイリ。
やよい軒の「オリジナルスパイス」の瓶があった。
多分、ほっともっとの唐揚げ弁当についてくる袋入りのあれ。塩と胡椒と花山椒をブレンドしたものなんだろうと思うのだけど、ラベルを見てもなにが入ってるかわからない。企業秘密ということネ。
胡椒代わりにちゃんぽんをかけたら胡椒の味しかしない(笑)。まぁ、それもよし。
龍馬づけをご飯にのっけて口のトーンを変えてやりお腹いっぱい。食べ過ぎた。