お粥の話
ホテルの和食堂で和朝食を食べるとき。
「ご飯になさいますか、それともお粥にされますか?」って聞いてくれることがよくある。
最近では、朝から営業しているホテルの日本料理店が少なくなったから「よくあった」と言ったほうがいいかなぁ…。
たいてい「ご飯をお願いします」と答えます。
ホテルの和朝食のおかずはだいたいどこも同じようなもの。
卵焼きに焼き魚。
旅館の朝食ではカマスや赤魚、みりん干しのような匂いの強い魚を使うことがあるけれど、ホテルはインターナショナルな場所です。
だから鮭がほとんど。
季節の野菜の炊合せにお漬物、海苔というのが一般的です。
そしてそれらはやはりご飯のおかずであって、お粥のおかずという感じじゃない。
だからご飯と決めているのだけど、ここではお粥と決めている店も稀にある。
そこがどこでどういう理由でそうなのか。
お粥の思い出だったりよもやま話をあれやこれやと書いてみる。
お粥なんか食べたくなんてございません!
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