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評し、受け入れるのにこまっちゃう店

昼に焼肉。「肉のよいち」っていう気軽な焼肉店で釜炊きご飯を売り物にしているお店。最近、増えてる。


ロースターは卓上式、ダクトも小さく居酒屋のリニューアル店舗だというのだけれど賢いお金の使い方だなぁって思う。
全席個室風というのもいいのでしょうネ…、結構流行ってらっしゃった。
昼は気軽な定食が5種。
オーダー用のタブレット端末のメニュー構造が丁寧に作り込まれててわかりやすいのに感心します。
これもひとつのおもてなし。

一番推しの定食たのむ。豚タン、牛タン、カルビがそれぞれ3切れづつで味噌汁に釜炊きご飯、辛子昆布に生卵。
肉の状態はまぁ、ほどほどです。タレに漬け込んでいるということで発色はあまりよくなく大きさよりも厚さを優先しました…、って仕込み方。

タンはゴリゴリ、顎の運動になるようなたくましさ。一方、肉はやわらかくする処理をほどこされているのでしょう…、分厚いくせしてやわらかで「やわらかい肉=いい肉」って風潮にあってるんだろうなと思う。

若い人たちがメインの客層。しかも女性がおおいのですネ。肉を焼きに来ているというよりも炊きたての釜炊きご飯を食べに来た…、って感じがするのネ。これもひとつの戦略でしょう。

たしかにご飯がおいしくて、おかずの肉がもっとしっかりしてれば大人顧客にもアピールできるに違いないって思ったりもする。
しかもご飯の分量はたっぷり、茶碗3杯分は優にある。生卵を食べられるなら焼肉のタレをかけた卵かけご飯をたのしめるのに、しょうがないから辛子昆布をお供に食べる。
これが案外おいしくてよし。

宮崎の辛麺みたいな麺も推し。ネットリとしたデンプン麺に絡む激辛のスープがおいしく、スープをご飯にかけてクッパにしてあったまる。


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