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プリッツェルクロワッサンとツナ

銀座で朝。そうだ、プリッツェルクロワッサンのツナサンドを食べてやろうとシティベーカリーまでやってくる。
お店の中はほどよくにぎやか。リザーブパネルをテーブルに置き注文しようとレジ横ショーケースの中を探すも目当てのサンドイッチを探すも見つからず、カフェの隣のベーカリーまで探しに行った。
お買い物にちょっとそこまで…、っていう感じ(笑)。

無事に目当てのサンドイッチを見つけてベーカリーのレジスタッフに手渡して「カフェで食べます」とアイスコーヒーをお供にたのむ。
お金を払ってカフェに戻って、カフェのレジで商品もらってテーブルにつく。2つのお店がシームレスにつながっているところがたのしい。合理的。

ベーカリーの商品だからビニール袋に包まれている。
それを破ってお皿にのせる。
プリッツェル生地を使ったシティベーカリーのオリジナル。

どっしりとしていて見た目は重たく、けれど手に持ってみると案外軽い。
それもそのはず。

ちぎると生地に大きな穴がたくさんあいてて、だから食感も案外軽め。
表面しっとり。生地はふっかり。
噛むとじゅわっとバターが滲んで口を潤しゆっくりとろける。
生地は若干甘めで見た目はクロワッサンなのに、どこかブリオッシュみたいな食べ心地。
表面に岩塩と胡麻がたっぷり貼り付いていて、塩がガリッと砕けて生地の甘みを引き立て、胡麻が潰れて風味膨らむ。にぎやかな味。

ツナのマヨネーズあえとの相性もいいんですよね。
プリッツェルクロワッサンを使ったサンドイッチにはゆで卵のマヨネーズあえを挟んだものもあるのだけれど、断然、ツナマヨの方がおいしく感じる。

ツナの香りに旨み、酸味が揃った味わい。そしてキチキチ奥歯がくすぐったくなるような繊維の食感がクロワッサンをおいしくさせる。スライスオニオンもいい仕事をしてくれてます。

リボンを結んだような端っこ部分を合間に食べて、カサカサ感を楽しんで朝のお腹にちょうどよい量。満たされる。

しばらくするとお店が急ににぎやかになり、ひとりで使っていた2人用のテーブルを譲って大テーブルに移ってのんびり。
ちょっと酸っぱいアイスコーヒーをコクリコクリと飲んでたのしむ。オゴチソウ。


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