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オスロコーヒーでアップルストルーデル
ひさしぶりにオスロコーヒーにやってきてみる。
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開業した当初は朝の時間にたまにきていた。ただトーストとゆで卵だけという朝食セットに飽きちゃって、朝には来なくなっちゃった。
それ以外の時間にこなくちゃいけない理由もあまりなく、それで本当にひさしぶり。
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開業してから1年以上経ちました。町の空気にすっかりなじんだ。ご近所の奥様方が集まり陽気におしゃべりしてる。町のおしゃれな喫茶店…、って位置を確立したのでしょう。
近所のドトールやベローチェで満たせぬ何かがあるのでしょうネ。
ケーキのショーケースが魅力的。
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一時期ハマった北欧風のハードブレッドはなくなっちゃった。
代わりにスタバ的なサンドイッチが並ぶようになっちゃったけど、ケーキの類が個性的。
ザッハトルテがあるんですよね。タルトタタンや北欧風のシナモンロールチーズケーキ。
見た目は地味。素朴に見えて味わい華やかなケーキが並ぶ。
アップルストルーデルが目に入ります。
オーストリアのリンゴのお菓子。
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トルコの伝統菓子、バクラバが原型なんて言われててできた当初はエキゾチックなお菓子だったんでしょう。
薄い生地でリンゴを包んで焼き上げる。
生地の上には煮崩したリンゴのピュレに細かいパン粉、レーズンなんかを敷き詰めて、焼き上がったところに粉糖。
デコレーションはほとんどなくて素朴にみえて、その断面のうつくしいこと。
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幾何学的でモンドリアンのアートのごとし。注文すると温めてくれ、温め時間にあわせてドリップコーヒーを落としてくれる。悪くないなぁ…、ってニッコリします。
ザクっとひと口分を切り分ける。
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リンゴがゴロゴロ転がり出してレーズンも一緒にお皿に散らかっていく。
ひと口分にホイップクリームをのせてパクっと食べる。生地はさっくり、リンゴがシャキッ。生地そのものは甘味よりも塩気が勝ってて、リンゴの酸味と甘味がひきたつ。最初はそっけない食感で、噛んでるうちにゆっくりとろけてなめらかになる。
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タルトタタンやアップルパイにないすがすがしさとでもいいますか…、リンゴのみずみずしさが残っているのがなんともおいしい。
リンゴのピュレと混ざったパン粉がマジパンみたいな食感、味わい。それはどっしり、濃厚でリンゴのいろんなおいしさを味わえるのもステキでたのしい。オキニイリ。