おはよう、ベルク
ベルクで朝食。
昔からある朝食メニューは3種類。
セットにミール、そしてプレート。
どれもトースト1枚、バターにレタス。ポテトサラダにスイートコーンがついている。
セットは卵。
ミールはベーコン、チーズがついて、プレートにはハムと卵という組み合わせ。
ミールにしようかプレートにしようかってハムレットのごといつも悩んでいたのだけれど、2年ほど前に全部のせの「デラックス」っていうのが登場。
悩む必要がなくなったんだけど、病気のおかげで胃袋が小さくなって全部のせだとお腹いっぱいになりすぎちゃうという悩ましさ。
今日はミールを選んでたのむ。ホットコーヒーをお供にします。
オープンサンドにして食べることにする。
ふたつに切り分けられたトーストにバターを塗り込めまず一方にレタスとベーコン。
もう片方にはポテトサラダをのっけて上にとうもろこしを貼り付ける。
小さなフォークでとうもろこしを移す仕事はなかなか大変。
イライラせぬよう気持ちを落ち着け、時間をかけて全部のっけてさぁ、食べる。
ベーコンの脂はおいしい。
口に近づけたときからすでに焦げた脂の香りが鼻をくすぐって、唇ひんやりさせてちぎれる。
塩の味わい。脂の甘み。燻製された重い香りに奥歯でほどける肉の繊維にウットリします。カサカサに焼けたトーストにレタスの歯切れが肉感的なベーコンらしさを強調させる。オゴチソウ。
ポテトサラダはもったりとろける。ポテトサラダだけを食べるよりトーストと一緒に食べるとそのもったり感が際立ってくる。茹でたとうもろこしのプチプチ爆ぜる感じもポテトサラダをおいしくさせる。ひと爆ぜごとに甘いジュースがプチュっと飛び出すところもステキ。
オープンサンドを食べながらチーズを齧る。酸味と渋み、チーズの香りが口に広がりサンドイッチのよきアクセントになるのもたのしい。
朝のお腹が満たされる。
熱いコーヒーがまだまだおいしい寒さです。
苦味も酸味もほどよいここのコーヒーはグイグイ飲める飲みやすさ。何も加えずそのままゴクリ。
目がぱっちりと開きます。