本店だからかよそよりなぜだかおいしく感じる
昼はテキパキ、スタンドカレー。
C&Cにやってくる。
数あるお店の本店が一番小さく、しかも完全立ち食いという。
おそらくこの場所が通路のデッドスペースのようになっていてその有効利用のためにできたのが始まりなんじゃないかと思う。
最近の店はみんな大きく立派。客席もついているけどなぜだかこの店を選んじゃう。不思議とおいしく感じるのだからしょうがない。
おいしく感じさせるなにか合理的な理由じゃない、なにかがあるに違いない。
入り口でお金を払ってちょっと待ち、出来上がったカレーを持ったスタッフに案内されるという、人間味を感じさせるシステムがカレーをおいしくさせるスパイスのひとつかも…。
そう言えば昔はあっためたステンレスのオーバル皿で提供された。昔の洋食屋さんっぽさが独特でおいしく感じたものでした。
ポークカレーの辛口をご飯半分で作ってもらう。
ここのカレーは辛さの傾向がちょっと独特。唐辛子っぽくなく胡椒っぽい。どっしりしていてうねるような力強い辛さで口の中ではヒリヒリしない。ところがお腹の中でどんどん辛さが溜まっていって、体の芯が動きはじめるような感じがオモシロイ。
顔や頭が汗をかくよりまずはお腹が汗をかき、食べ終わった頃には体全体がポカポカしてくる。
チェーン店でここだけらっきょうが食べ放題。しかも粒が揃った大きならっきょう。福神漬けもパリパリ上等。キレイに食べて紙ナプキンで唇キレイに拭ってマスクをして帰る。