はまの屋パーラーに思う①
まもなく…。
しかも確実に…。
閉業してしまうことが決まった「はまの屋パーラー」。
ドミノ的に進む丸の内の再開発の一環で、入居しているビルがまもなく取り壊される。
それで閉業という次第。
1966年創業という老舗喫茶店で、実は一度閉業したことがある。
2011年のこと。
創業メンバーが高齢を理由に引退したのを期に閉店したのを1年の準備期間を経て若い人たちが引き継ぎ営業を再開したという歴史がある。
入居している新有楽町ビルの完成と同時にはじまった店。
ビルは今年でまだ57歳。
ビルって案外短命なんだなぁ…、ってまず思う。
ビルを建てたときに60年足らずで建て替えられるって思って計画したのかなぁ…、建て替えが決まった途端に外壁のメンテナンスがされなくなって古ぼけて見えるようになったけど、中の造りは頑丈で、まだまだ使えそうに思えるけれど、もっとキレイで近代的で効率的なビルにした方が価値が上がるという判断なんでしょう。
立派で頑丈に見えるビルよりも人気のお店は長持ちする…、って思うとなんだか感慨深い。
愛すべき店、はまの屋パーラーを思いながら飲食業のいろんなことを考えてみようと思って書いてみることにする。
マイファーストはまの屋パーラー
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