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インデアンカレースパのちクリンクルカットフライ

東京に戻ってお腹が空いてた。
あったまるものを食べたくなって「インデアンカレー」に行くことにした。

東京駅を丸の内側にでて有楽町に向かって歩く。
地下広場を突っ切ってKITTEに入るとラーメン激戦区。ラーメンもあったまるよなと思う気持ちをふりきってなおも歩くと、四谷駅前にあった一夜干し定食のおいしい「できたて屋」が移転開業したばかり。
気持ち惹かれるも初心貫徹。隣のビルの「インデアン」に無事到着。
インデアンスパゲッティのルーダブルでとお願いします。

山なりに盛ったスパゲティに、いつもながらの見事な手際でカレーをかけて出来上がり。茶色いゴチソウにグリーンピースが彩り添える。

ラード混じりの油で炒めた太いスパゲティ。

麺のところどころが焦げて仕上がるほどにしっかり焼き上げられていて、油をまとった表面がねっとりしてる。
だからカレーがしっかりからむ。
フォークをさしてクルンと回すとキレイにまとまり、カレーが垂れることなく口へとやってくる。

最初は甘い。けれど甘さの中から辛みが顔をのぞかせたと思う間も無く甘みが辛みにおきかわる。不思議なおいしさ。
麺はバッサリ歯切れてちらかり、カレーがそれをまとめてく。

よく煮込まれた牛肉がクチャっと潰れる肉感的にうっとりしながらひとくち、そしてまた一口と食べるとお腹が汗をかく。
キャベツのピクルスがよき口直し。

カレーをご飯と一緒に食べるとご飯が気配を消すんです。
口の中はカレー一色。
それがたのしくもあるのだけれど、スパゲティと食べると麺とカレーが主導権を奪い合うようにせめぎ合う。
口の中で麺が踊るようになるのたのしく、ボクは好き。
食べ終わって唇舐めるとフルーツジュースを舐めてるみたいな味がする。フルーツ由来の甘さだったんだなぁ…、って思ってニッコリ。たのしくお腹が満たされる。


ちょっとお腹が物足りなくって、しかも口がベリーホットです。
ドクターペッパーを飲みたいなぁ…、ってちょっと歩いてシェイクシャックにやってくる。

クリンクルカットのフライドポテトをお供にたのむ。

凸凹になるよう切って揚げたフライドポテト。
フライドポテトは角ばったところのカリカリ感と中のふっくらした食感のコントラストがおいしい食べ物。揚げたてがおいしいと感じるのも、そのコントラストが際立つからに違いない。
そしてここのこのフライ。独特の切り方の独特の形状故に角が多い。つまりカリカリ部分が多くて食べると口の中がにぎやかになる。
そこが好き。

じゃがいも自体が甘くておいしく、強めの塩で芋の甘みがひきたつところもまたいい感じ。カリッと食べてドクターペッパーをゴクッと飲んでアブクで口を洗う感じをたのしんだ。


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