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和風スパゲティの世界②
日本で生まれたスパゲティの代表格といえばミートソースとナポリタンに尽きるでしょう。
ナポリタンは日本生まれでイタリアにもナポリにもないというのはよく知られてる。
ミートソースを日本風のボロネーゼスパゲティっていう人もいるけれど、ボロネーゼはソースとパスタを鍋で一緒に炒めることで仕上がる料理。
イタリア料理のスパゲティは、油と麺と水分を揺すりながら加熱することで乳化させて仕上がっていく。だからソースをかけただけというその段階でもうイタリア的ではなくなっちゃう。
ソースをかけて仕上げるスパゲティはアメリカ的な食べ方で、おそらく日本にイタリア料理的なるものを広めたのはアメリカ人が最初だったんでしょう。
日本におけるヨーロッパ語がかつて英語ではなくポルトガル語だったのと同じ。
最初にやってきた人の文化が馴染んで染み込むのです。
ミートソースにもナポリタンにもタバスコと粉チーズが似合うのもアメリカ的で、昔の喫茶店は近所にあったアメリカだったんだろうなって思う。
今日はミートソースとナポリタンの話をしましょ。
簡単にできるボロネーゼと、最高においしいナポリタンの作り方もおそすわけ。
ミートソースはアメリカにもあるのかしら
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