スパゲティながいの納豆キムチに海苔チーズ
「スパゲティながい」でお昼。
四谷新道通りという新橋の飲み屋街みたいな通りに面したビルの2階。
和風スパゲティの名店「ハシヤ」出身のシェフのお店で、人気はたらこスパゲティ。
茹で上げのスパゲティを木のボウルの中でカチャカチャ混ぜ合わせて仕上げる壁の穴的作り方。たらこをチーズに代えて作るのが「のりチーズ」。
ちなみに本家にもなかったオリジナル。
今日はそれを食べたくってやってきました。
まずツナサラダのハーフサイズを食べてお腹の準備をします。
ツナのオイル漬けにマスタード味のクリームドレッシングがどちらもたっぷり。
ツナを食べるためのサラダって感じがオキニイリにてムシャムシャ食べる。
サラダを食べ終わるタイミングでメインが完成。
のりチーズのスパゲティにキムチと納豆トッピング。
のりチーズだけでは少々、味がさっぱりしすぎ、おいしく食べるためにどうすればいいかと試行錯誤した結果、この組み合わせに出会った次第。
木のボウルが器でもあり調理器具でもある。
チーズとスパゲティをからめたときにチーズがこびりついいたまま。
その臨場感もオゴチソウ。
食べる前にまずかき混ぜます。
スプーンとフォークでひたすらかき混ぜ納豆とキムチを麺でからめとらせてく。
納豆はあらかじめよくかき混ぜられていてふっくら泡がたっていて、キムチは細かく刻まれている。だから混ぜると互いが気配を消していく。
面白いのが納豆臭さがほとんどないのネ。キムチの香りもおだやかでチーズと海苔の香りがそれらを消しているのでしょう。
おろしチーズとカイエンペッパーをほどこしパクリ。
納豆由来の粘りが麺にからみつきトゥルンとすべるような感覚独特。
けれど麺はアルデンテ。なめらかなのに歯応えがあるという食感がいい。
キムチの酸味、辛味に風味。
チーズのコクが混じり合いそれらひとつ一つを感じるのに、一つひとつを超えた濃厚な味わいにウットリします。発酵食品同士だから相性がおそらくいいのでしょうネ。
ときおりキムチがシャキッと歯をくすぐっていく感じもたのしく、最初に胡椒をカリッと挽いて香りを明るくして終える。オキニイリです、オゴチソウ。