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料理系じゃないのが好き…。

散歩のご褒美に四ツ谷一餅堂でお茶にする。
最近、東京にどんどん数を増やしてる台湾カフェ。ただこの店のメニューはとても独特で、豆乳、スイーツがほとんどで食事メニューを扱わない。
シェントウジャンとか胡椒餅とか、小腹が満たせる料理はあるけど、台湾カフェの多くが扱う魯肉飯や台湾ヌードル、排鶏なんかは作らない。
そういう商品があれば客単価を上げることもできるだろうし、利用動機も広がるに違いないけど、そこまでしなくて十分足りるだけの売上がある。
それになにより料理類を扱わないと厨房仕事がきれいでお店の空気も軽い。その割り切りと潔さがいいなと思う。オキニイリ。

今日は熱い豆乳にリンゴのパイを選んでたのむ。

お店はとてもにぎやかで、日和もいいからテラス席まで今日はいっぱい。人気があるのはステキなこと、その人気が持続するのはすばらしいコト。

ここのパイはサイズが好き。

大きく口を開ければストンと収まる程度の大きさで、なのに重たい。パイ生地も中のあんこもぎっしり詰まっているから見た目以上に重いのですネ。

スライスアーモンドの葉っぱをつけたリンゴの形をしたりんごパイ。手のひらに乗せると小さなリンゴがそこにあるような感じがしてくる。

しっとりとしたパイの生地。口の水分を一瞬奪って口を乾かす。そこにリンゴの風味のあんこがまじる。混じってとろけてゆっくり口を潤していく。
やさしい甘みとやさしい香り。

自然な甘みの豆乳と一緒に食べてお腹をやさしくあっためる。のんびりしたら散歩の仕上げをいたしましょう。


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