渋谷の町の天下寿司
渋谷の町に出てぶらり。
原宿から渋谷にかけておそろしいほどの人出で、特に渋谷はインバウンドさんの勢いすさまじい。
目を閉じて町の声だけを聞いてると、どこの国にいるんだろうってわからなくなる。
それが今の渋谷という町。
スクランブル交差点を写すカメラに思いっきり写ったはずで、世界のどこか遠くの人の記憶にボクが永遠に残るんだ…、って思うとなんだか不思議な気持ち。
天下寿司で寿司をつまんで帰ることにする。
お店に入るとこれまたインバウンドさんたちでにぎやかで、またまたびっくり。
みんなたのしそうに寿司をつまんでいらっしゃる。
寿司は世界の料理になったっていう感じ。
週末だから北海道フェアをやっていると思ってきたら、第２、第４土日月限定で、貝三点盛りを食べ損なう。
代わりに活きつぶ貝があったから、ゴリゴリ砕きとろける感じをたのしんだ。
いい回転寿司はエビとイカがおいしい店。
ここに来るたびタナカくんがそう言って必ず食べてたエビとイカ。加水をしてないエビならではのむっちりとした噛み応え。甘くて香り華やかで、イカもねっとり。人肌のシャリと混じってとろけてく。
隣のインバウンドさんが山盛りのわさびを醤油で溶いた黒緑色のペーストをネタに塗りつけ食べている。わさびの辛さに対する感度は人それぞれ。わさびの香りで魚臭さがなくなるからとそうする人が結構いる。
ボクもたまにしてみるけれど、案外おいしい。
自由な寿司の世界もいいもの。
穴子をつまんで〆にとろたく。甘めのべったら漬がカリッと壊れトロと一緒にとろけるさまがちょっと独特。オキニイリ。