冬の青汁は甘くてやわらか
野菜を飲もうと「遠藤青汁サービススタンド」。
銀座の北のはずれ。銀座一丁目の銀座ガス灯通り沿いにある一軒家。レンガ造りの2階建て。
英国風のバーやレストランのようにも見えて、看板がなければちょっと正体がわからない。
ただ看板の「遠藤青汁友の会・青汁サービススタンド」という文言が謎めいていて、ますます何屋かわからなくなる。
青汁が飲めるスタンド。
ドアを開けると青汁の香りがお店の中を満たしてて、空気を吸うだけで健康的になれるような感じがしてくる。
スーツ姿のおじさんたちがひっきりなしにやってくる。秘密クラブのようでもあってまさに「青汁友の会」(笑)。
カウンターの奥には大きな冷蔵庫がいくつも置かれて、そこに青汁がたっぷり格納されている。
メニューは青汁、大小だけ。小さなサイズだと350円。グラスにジャーッと注いぐだけ。あっという間にグラス一杯分の健康が手元に届く。
泡が浮いてて緑の香りが鼻をくすぐる。
ゴクリとひと口。飲むたび今日の青汁はどんな味なんだろう…、ってドキドキワクワク。
製造法はおなじはずなのに季節によってびっくりするほど味が変わるんですネ。夏は苦い、冬は甘くて今日の青汁は飲みやすい。
夏の苦い青汁は薬のように一気に飲むけど、今日みたいな甘くてやわらかな青汁はじっくり味をたのしみたくなる。ゴクリゴクリと6度に分けて舌の上で転がしながら味わいました。おゴチソウ。