背徳のケンタッキー
ときおり無性に食べたくってしょうがなくなるのがケンタッキーフライドチキンのオリジナルチキン。
一個でいいから食べてやろうと、四谷駅前の店にくる。
そう言えば昔、四谷三丁目にもお店があったんだよなぁ…、マクドナルドもあったし大戸屋もあったりしたけどどこも閉店。
チェーンストアが居づらい町なのかもしれないなぁって思ったりする。
気軽な値段のセットもあるけど、セットにするとフライドポテトが必ずつく。
ここのフライドポテトが苦手でそれで、単品メニューを寄せ集め。
オリジナルチキン1個にコールスローにビスケット。アイスティーをつけたら1000円超えていました。しょうがない。
オリジナルチキンのどの部位がやってくるのがドキドキします。
ドラムやウィングは脂っこいから嫌だなぁ…、と思って待った。
バスケットに入っていたのはリブでした。
肋の部分。
脂と肉のバランスがよく骨が多い部位ではあるけど好きなとこ。
チェーン店というもの均質な商品を提供することがお客さまの信頼を得る最大のポイントって言われるけれど、KFCはそれを守らず許してもらえる稀有なチェーン。オモシロイ。
骨を丁寧に抜き、骨の周りの肉をキレイにしゃぶって残りの一部をビスケットサンドにして食べる。
ビスケットを半分に割りフライドチキンを乗せた上にコールスロー。蓋してメイプルシロップを注いで食べる。
これがたまらないほどおいしいの。
ふっかりしていてボソッと崩れるビスケット。コールスローがザクザク壊れ、むっちりとしたフライドチキンが歯切れてまじりとろけてく。
甘くてしょっぱい。口の中が一瞬モサっとなるけれど、噛めばとろけてぽってりしてくる。オリジナルチキン独特のスパイスの香りもおいしくウットリします。
フライドチキンにメープルシロップをつけて食べるのもおいしいのネ…、健康的とはほどとおく、けれどシアワセ。指をなめつつニッコリします。オキニイリ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?