おいしい実験室…、みたいなロースタリー
ひさしぶりにヴァーヴコーヒーロースターズ。
いつもにぎわう人気のお店。インバウンドさんにも人気で今日も10人ほどのお客さま中、日本人はボクを含めて2人だけ。
ケーキを収めたステンレス製のショーケース。
カウンターの真ん中にはガラスのデカンタがズラッと並ぶ。
中にはシングルオリジンのコーヒー。テイスティング用の小さなグラスも並んでて実験室のようでたのしい。
カフェトニックを選んでたのむ。
ほとんどの店ではエスプレッソトニックと呼ぶ、トニックウォーターにエスプレッソを浮かべた飲み物。
グラスに氷をぎっしり詰めて、トニックウォーターをまず注ぐ。
エスプレッソを上からゆっくり注いだら、グレーターを手にオレンジの皮をザザッと削る。細かな皮がびっしりついたグレーターをグラスの上でポンポン叩いて、皮を散らして出来上がり。
グラスの下には使ったコーヒー豆の性格を書いた紙。
今日の豆はリンゴの甘みやみかんのさわやかさを感じさせる仕上がりだという。
たしかに苦味は軽やかで、フルーティーな香りが強い。そこにオレンジの皮の香りも混じってひときわさわやか。トニックウォーターの苦味とエスプレッソ由来の苦味が混じり合い、ほどよき甘さにウットリします。
エスプレッソトニックの中でもここのお店のこれがボクは一番好きかなぁ…、エスプレッソとトニックウォーターのバランスがよく、なにより香りが華やかでよい。
ゆっくりゆっくり時間をかけて飲むとグラスの中の温度があがり、エスプレッソの香りがふくよかになる。それもゴチソウ。オキニイリ。