ファミリーレストランきのこ鍋!
お昼は火鍋。岐阜の羽島に「ファミリーレストランきのこ鍋」ってお店があるっていうのできてみた。
店名がなかなかですよね…、ファミリーレストランという言葉ときのこ鍋がしっくりひとつにならない不思議。
お店はおそらくこの界隈に昔からある喫茶店。
赤い別珍の張り生地の椅子。マホガニー色にテーブルにIHヒーターが埋め込まれてる。
中国系の人がファミリー総出でやってる。だから店名のファミリーレストランは「ファミリーでやってるレストラン」っていう意味に違いないって思ったりする。元気で笑顔もニコニコ。
ランチのきのこ鍋が900円。
麻辣スープとメインの肉を豚肉にする。
まず運ばれてくるひとり用の鍋がいかにも中華な感じ。
IHヒーターもよく見ると中国製で、表記も全部中国語。
強火じゃなくて大火、弱火じゃなくて小火って書いてある。
強中弱じゃなくて大中小って表記が合理的だなぁ…、って思う。
オモシロイ。
お皿に盛られた鍋の具材はきのこっぽくはなかったんだけど、鍋に入れると舞茸、エリンギ、シメジにキクラゲ、エノキ、しいたけと確かにキノコの種類も量も豊富に揃う。
白菜、モヤシ、葛切り、豆腐を次々鍋に投入しクツクツ煮ていく。
豚肉は凍らせて薄く削ってクルンと筒状。野菜やきのこの上にのっけてしばらくすると解けるように平らになって火が入ってく。
スープは辛味と漢方薬っぽい風味が強い。けれど味はやさしくて、ごまだれを使って味をととのえ食べる。
食べはじめるときのこの多彩な食感がたのしくって、やっぱりこれの主役はきのこ。お腹がどんどんポカポカしてくる。
器に入れた胡麻だれに麻辣スープを咥えながら器の中を育てていくのがたのしくて、途中、ポン酢をちょっとくわえて酸味を足すと胡麻の甘みがグンと深まる。
中華麺がついてきて、スープで茹でてタレにトポン。追加で胡麻だれ。食べるとこれがなんともおいしい担々麺の味になってた。健康的にお腹が満ちた感じがうれしい昼ごはん。
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