週末の朝はにぎやか、グッドモーニングカフェ
土曜日の朝。散歩をします。
家から南に向かって歩く。新宿御苑の東端を右手に眺めてリズムよく。
10分ちょっとでグッドモーニングカフェに到着。
グッドモーニングと名前をいただきながら、しばらく朝食営業をやっていなかった。それが週末だけ朝食営業を再開した…、というので土曜日を狙って来ました。
朝食営業再開を待ちかねていた人たちが多かったのでしょうか。お店の中はほぼ満席。テラス席はどう?って聞いたらいいですよって、それでテラスのテーブルもらう。
日差しさわやか気温もほどよく、ときおり公園から吹いてくる風もやわらか。ワンちゃん一緒の人たち。
ランニングしてやってきてそのまま食事をはじめる人たち。都心にあって郊外ののびのびとしたムードがあるのがこの界隈の特別なところ。国立競技場も近くにあって本来ならばオリンピックムードでザワザワしていたことでしょう。ちなみにすでに平日も朝食営業はじめてました。不勉強。
テーブルの上にナイフ・フォークにスプーンがかごに入って用意されてる。
かつては裸で置かれいた。
けれど今日は紙の袋に入っていました。
本来それが正解で、感染リスクを避けるためという理由でやっと正解通りの状態になったのでしょう。悪くない。コーヒーとオニオンスープがまずやってきて、しばらく待ってメインの到着。
大きなパンにイギリスパンのトースト。
さっくりとして甘みがおいしい丸く焼けた湯種パン。
どちららもこんがり、しっかり焦げ目がついて仕上げたボク好み。お皿の上にはぎっしり料理が並べられ、おいしい匂いが鼻をくすぐる。お腹がなります…、さて食べる。
よく焼きしてもらったベーコン。ほどよく厚く脂がのってツヤツヤしてる。
焼けたベーコンってなんでこんなにおいしい匂いがするんだろう…、焦げた脂の匂いに燻蒸された薪のような香り。
口に含むとひんやり口の温度が下がる。脂がついた唇を舐めると再びベーコンの味がするのがおゴチソウ。
パリパリに焼けたベーコンは脂を食べてるって背徳感がたのしくて、ここのようなしっとり感を残して焼けたベーコンは肉を食べてる感じがおいしい。
サラダがたっぷり。
葉っぱ野菜にキャロットラペ。ザクザク歯切れるニンジンに、オレンジジュースの甘みと酸味と香りがおいしい。トマトもあもうございます。
トーストのためにバターが添えられ木製のナイフがお供というのがやさしい。バター自体は凶悪なほどにどっしりしていて健康的にはあんまりやさしく感じなのがなやしいったらありゃしない(笑)。
卵料理はフライドエッグにしてもらう。ひっくり返してミディアムでってお願いをしたら白身がこんがり焦げて仕上がる。テフロン加工のフライパンで焼いたからでしょう…、チリチリカサカサしたところはなく白身全体に火が入ってる。
「黄身はお望みのように半熟なっておりますからご心配なく、とシェフが申しておりました」って添えられたひとことがまずおいしく感じる。
ススっとナイフを黄身の上に走らすと、スパッと裂けて中からとろりと黄身が流れてじっくり固まる。どっしりとした旨味に甘み、軽い渋みがおいしくてトーストブレッドと一緒に味わう。白身はプルンとなめらかで、ベーコンと一緒に食べる卵のおいしさはまた格別。週末の朝をちょっとのんびり。オキニイリ。